スナックおのれ
毛。



 趣味と実益と麻雀と友情と。

私にとって音楽は日常。映画は遊び。読書は、気分転換。絵を書くことは惰性。カラオケは必然。とすると、私にとって趣味ってなんだろう、と考えました。「趣味」、ポップに言えばホビー。辞書を引いてみたら「1.一定の修練を得た後、味わえる、そのものの持つ面白さなど。例)音楽の趣味を解する人 /2.利益などを考えずに好きでしている物事。/3.(選んだ物事や行動の傾向を通して知られる)その人の好みの傾向。」(三省堂新明解国語辞典第三版より)と、ありました。まあ、ここであげている趣味とは2のこと。それでいくと、私の場合、麻雀なんじゃないかと思いました。
麻雀を覚えたのは今から約4年前のこと。幸せなことに、麻雀初心者に対して非常にやさしい麻雀仲間たちが教えてくれました。最初の頃は、役のことがちっともわからず、とりあえず、上がることだけに重点を置いていました。(役を覚えないばっかりに、東南西北がそれぞれ2枚以上きたにもかかわらず、すべて捨ててしまったこともありました。馬鹿です)そのうち、上がることの楽しさを知り、勝つことの喜びを覚え、役作りの難しさや策略の重要性に目覚め、私は麻雀が好きではなく、大好きになりました。
私に麻雀を教えてくれた初期のメンバーとは未だに数多くの場を持つことがあります。仲の良い友人が4人も集まれば、麻雀なんかよりおしゃべりの方が楽しいと思う方もいるかもしれません。いっしょに出かけるのも悪くないと思うかもしれません。ご飯を作るのも良い手段でしょう。ですが、私たちは、私たちがせっかくそろったことを麻雀で確認しあいます。もちろん、話だけしていても楽しい仲間ですから、話題には事欠きませんが、その中に麻雀のちょっとしたエッセンスが入ってくるのです。たとえば、「ああ、強くなったねぇ」とか、「あいかわらず、その手が好きなんだね」とか、話は麻雀の話を皮切りに色々な話に転じ、その間、お互いの牌を競い合う。
あらためて、考えてみると、私は麻雀と言うゲームと仲間でそれを行う雰囲気が好きなのかもしれませんね。

2003年06月03日(火)
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