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斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
by オクノ総研
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■納得いかねー駐車場の契約更新
駐車場の契約更新手続きをしろ、と不動産屋から郵便が届いた。
その@まずは、電話で更新の意志の有無を知らせろ、連絡なき場合は契約継続放棄とみなす。
そのA来社し、更新手続きを行え。
そのB更新手数料を即座に振り込め。
何とも横暴である。
僕の自宅は賃貸ではなく分譲なので、賃貸契約はない。
賃貸契約を交わしているのは駐車場のみである。
この横暴なお手紙。
何と強気な。
自分の都合で駐車場の契約を換えることはあっても、不動産屋の都合にあわせて、契約を放棄したりはせんだろう。
それに、何でワザワザ、不動産屋に来社しなきゃいかんのだ。
たかだか駐車場の契約なんて、郵便で充分だろう。
ネットでの契約に慣れている僕にとっては、郵便すら使えず、来社しなくてはならないなんて、いつの時代の話だ、と。
更新手数料、というのも理解不能。
不動産屋が何らかのサービスを代行してくれているわけではない。
10年以上も契約している駐車場なのに、どうして定期的に更新手数料を支払わなきゃいかんのだ。
ま、これが不動産屋のビジネスモデルなんだろうけど。
駐車場を維持するためには、不動産屋様にお電話を差し上げ、来社して更新をお願いし、お金を支払わなくてはならない。
駐車場利用料とは別だ。
ずっと前、僕が新入社員として東京に赴任して駐車場を探していた頃は、不動産バブルだったので、空きの駐車場を探すのは至難の技だった。
何とか何の整備もされていない空き地を見つけて、駐車場として契約できそうになった。
大家曰く。
20台の空き待ちなんですよ、たぶん3年くらいで空きが出ると思います。
僕は、3年も待てないので、立ち去ろうとすると、ちょっと待ってください。
契約手数料として20万円払っていただければ、何とかします。
駐車場の契約に20万円かよっ。
・・・支払いました。
他に選択肢がなかった。
手取り月収が15万円の頃の話だ。
今から思うと世間知らずだったな、と思う。
貧乏ながら、クルマを買い換えることにした。
車庫証明を取得する必要がある。
大家曰く。
車庫証明発行手数料に5万円いただきます。
・・・支払いました。
法的には車庫証明発行手数料を駐車場のオーナー支払う義務は無い。
でも、5万円頂かなくては、車庫証明にハンコは押せない、とのたまう。
半年後、駐車場は閉鎖します、との郵便。
・・・ほとんど詐欺だろ、これって。
クルマの保管場所を失った僕は、駐車場探しに奔走した。
今も利用している屋根つき駐車場を見つけて何とか契約。
当時の契約条件は24,000円/月だった。
それにワケのわからない手数料。
契約更新の度に、契約金額が下がり、現在は同じ場所なのに17,000円/月である。
大昔の学生時代に関西で契約していた屋根なし駐車場が14,000円/月だったので、横浜市の屋根つき駐車場で17,000円/月は安い。
それはそれでいいんだけど、更新手数料って、何なのよ。
月額の駐車場代はオーナーへの直接振り込み。
不動産屋は関与していない。
滞納のリスクを持っているわけではない。
不動産屋は、契約更新の代行をしているだけ。
そこに何の付加価値があるのだ。
しかも、契約には保証人まで立てなくてはならない。
たかだか駐車場の契約なのに、保証人のハンコが必要なのである。
駐車場の維持確保のために、日曜祝日休みの遠い不動産屋まで平日に出かけなくてはならない。
毎月の駐車場の振込みも面倒だ。
どうして銀行自動引き落とし、とかクレジットカード引き落としができないのだ。
毎月、To Doリストに記録しておいて、振込み手数料まで支払って、振り込まなきゃいかんのだ。
勝手に引き落としてくれ。
電話、ガス、水道のように同じく毎月支払いが発生するようなインフラサービスには契約更新もなければ、契約更新手数料もいらない。
銀行もしくはクレジットカード引き落としが当たり前である。
不動産業って、昭和だな。
20年くらいズレている。
12月25日(日)
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