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斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
by オクノ総研
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■増殖するTUMIのバッグ
新しいTUMIのバッグを買った。
今回は、バリスティックナイロンではなく、ナパレザー。
いままでずっと欲しかったのだけれど、ナパレザーのTUMIはなかなか見つけられなかった。
ネットはおろか、店頭でも売り切れで、入手困難。
それをやっと見つけて入手。

僕は、TUMIのバッグが大好きである。
と言うか、サラリーマンたるものバッグの選択肢はTUMIしかない、と思っている。

問題は、どんどんTUMIのバッグが増殖することである。
今、僕の自宅にはTUMIのバッグが5個ある。

どうしろと。

僕は、TUMIの新作が出ると、ついフラフラと買ってしまうのだ。
ブランド好きのOLかよっ、と自分にツッコミたくなる。
ルイ・ヴィトンやらプラダやらエルメスだけがブランドではない。
男子サラリーマンにとっての最強のバッグブランドは、TUMIなのである。

TUMIは、「外資バッグ」とも呼ばれている。
外資系のサラリーマンにTUMIの愛用者が異常に多いからだ。
海外から日本に出張してくるガイジンさんもほとんどTUMIである。
アホのひとつ憶えか、というくらいTUMI。
TUMIを見たら、外資リーマンと思え。

国際線のビジネスクラスに乗ると面白い現象が見られる。
飛行機が離陸する前、ビジネスクラスの搭乗者は、いっせいにTUMIのバッグからThinkPadを取り出す。
そして、飛行機が動き出すまで、ThinkPadをいじって仕事をしているのである。
TUMIとThinkPadがビジネスクラスでのデファクトスタンダードらしい。
僕みたいにVAIOを使っているようなビジネスクラス乗客はいない。

どうして外資リーマンは、TUMIなのか、と考えてみる。
その@頑丈
そのAいっぱいモノが入る
そのBパソコンを入れることが前提の設計
そのC大きさを変えられる
そのD収納ポケットがたくさんついている

外資リーマンは、パソコンを持ち歩く。
フリーアドレスで固定席がなかったりする場合も多かったり、出張も多いので、仕事道具一式を持ち歩く。
ホットスポットを見つけたら、すぐにネットにアクセスして仕事をしたがるので、仕事用のパソコン、その他パソコン関連の周辺機器、資料、文房具を一式持ち歩かないと気が済まないのである。
TUMIはオーガナイザー、という名前の通り、様々な仕事道具一式を整理して収納できる。
まさに歩くオフィス。
10キロを優に超す仕事道具一式を持って移動する。

10キロを超える仕事道具を持ち歩くに耐えられる強度を持ったバッグ、というと結果的にTUMIしか選択肢がない。
ゼロハリやリモワは、オーガナイザーではなく、仕事道具を運ぶようなバッグではないし、現実のビジネスには使い物にならない(昔は僕も使っていたけど)。
ハードケースなので、資料が増えたりすると、対処できない。
それにパソコンを持ち歩くには不便だ。
ついでに金属なので、冬は冷たい。
PORTERでは、強度的にとても耐えられない。
と、考えるとTUMIしか選択肢がないのである。
悩むことすらできない。
かくして外資リーマンは揃いも揃ってTUMI。

外資リーマンのTUMI率って、どのくらい高いのだろう?
相当比率が高いことは間違いない。

TUMIのバッグは、いいですよ、お薦め、というよりもそれしか選択肢がない、というのが現実。

■TUMI エクスパンダブル・オーガナイザー・コンピューター・ブリーフ
http://jp.tumi.com/products/index.cfm?ModelID=57349&bb_id=c29105&sub_site_id=3&tjp_PL_3_Link=Details
12月09日(金)
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