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斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
by オクノ総研
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■M1000を使い始めて一週間
DoCoMoのビジネスFOMAであるM1000を利用し始めて、一週間を超えた。
発売後一週間しかたっていないせいか、M1000に関する情報は少ない。
法人需要はともかくとして、ビジネスコンシューマーからは既になかったことにされている感がある。
ニュース記事はもちろん、掲示板にも情報は少ない。
某大手ニュースサイトに至っては、僕の環境で既に実現されていることが実現できていない、とレビュー記事で批判されているくらいやっつけ仕事にされている。
そんななかで、730ページのマニュアルを精読するエネルギーもないので、ここ一週間は適当にいじっていた。
情報不在のなかで、自分なりにいじってみた。
僕にとってのチャレンジは3つである(コンサルタントはとりあえず何でも3つ、と宣言しなくてはならない)。
@MS OutlookとのBluetoothによる連携
ABluetoothヘッドセットによる通話
B無線LANによる活用
@MS OutlookとのBluetoothによる連携
楽勝。
これと言って問題はない。
僕が連携させているのは、スケジュールとToDoリストの同期である。
住所録は連携させていない。
某ニュースサイトの記事には、ToDoの連携はできない、と書いてあるけれど、誤認である。
実際に僕の環境ではキチンと動いている。
Outlookとの連携に関しては、問題なし。
メールと住所録を連携させていないのは、メールはギガ単位で溜まっている、住所録は世界中に散らばる会社の全社員のデータが登録されているので、同期させるのが危険だからであってM1000の問題ではない。
ABluetoothヘッドセットによる通話
これはペアリングそのものは簡単。
常にBluetoothのヘッドセットを耳にかけている人であれば、これほど便利なものはないだろう。
が、一日に数回しかかかって来ない電話に対し、サラリーマンとしては、一日中怪しいヘッドセットをつけっぱなし、というワケにはいかない。
電話が鳴る度にヘッドセットを耳につけて会話をしている。
電話が鳴ったら速攻で、Bluetoothヘッドセットを耳につける。
何度も練習を行った。
素振りみたいなものか。
おかげで、数コール以内で、ポケットに入れたBluetoothヘッドセットを耳に装着できるようになった。
課題点は、Bluetoothヘッドセットを繋いでいると、電話機本体からは電話に出られないことである。
これは何気に不便。
当初は、気づかなかったので、電話機本体から電話に出ようとして、反応しないので、電話を切られてしまったりしていた。
とりあえずBluetoothは安定して繋がっているのだけれど、たまーにヘッドセットの接続が切れている事がある。
M1000とBluetoothヘッドセットの接続が切れていた場合、電話に即時応答できない事態が想定されるので、ちょっと問題。
B無線LANによる活用
これが最大の課題である。
自宅の無線LAN接続に関しては、何の問題もない。
問題は、ホットスポットである。
僕は契約と同時にMzoneというDoCoMoの公衆無線LANサービスにも加入した。
Mzoneは地下鉄を中心にエリアが整備されている。
僕が普段利用している地下鉄駅のほとんどはエリアになっている。
加入前には、便利なのだろうな、と思っていた。
当初は、地下鉄が駅にさしかかる度にブラウザやメーラーをリロードすれば便利かも、と思っていた。
とりあえず地下鉄のなかから半蔵門線、南北線、銀座線で駅にさしかかる度に、電車のなかから無線LANの電波状況の確認を行った。
結果、全滅。
公衆無線LANは、駅全体がホットスポットと化しているのではなく、XXエスカレーター付近、とかホームの端とかの駅のごくごく一部にホットスポットが存在しているのである。
しかも、アクセスポイント設置の場所はバラバラ。
地下鉄駅構内のどこがホットスポットかを事前に確認しておかなくてはならない。
地下鉄の駅構内で、M1000を使って電波探しをしているのだけれど、ほとんど見つからない。
地下鉄の導線を考えると、ホットスポットは線的に展開すべきなのであろうけれど、現実には、点なのである。
しかも、その点がどこにあるのかがわからない。
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07月12日(火)
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