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斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
by オクノ総研
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■Bluetooth内蔵のマトモな携帯電話が欲しいよう
携帯電話へのBluetoothの搭載がなかなか進まない。
ヨーロッパでは、Bluetooth搭載の携帯電話は珍しくなくなりつつあるが、日本では少数派である。
特殊モデル扱い。
僕は日本でも、Bluetooth搭載の携帯電話がもっと増えることを期待している。

理由は2つ。

@ハンズフリー用
Aテレビ電話用

@ハンズフリー用

昨年11月、道路交通法が改正され、運転中の携帯電話の利用が違法になった。
運転中に電話をしたけりゃ、ハンズフリーシステムを導入せよ、ということである。
僕の場合、クルマは左ハンドルのマニュアル車なので、道路交通法がどうであろうと、運転中に携帯電話を使用することはない。
だって、危険云々の前に無理なんだもの。
なので、5年前に今のクルマを購入した際、納車と同時にカーナビ連動型のハンズフリーシステムをインストールしてもらった。
先日、ディーラーにクルマを預けた際、ちょっと待ち時間があったので、オプションカタログなんぞを見ていると、純正のハンズフリーシステムが掲載されていた。
4万円・・・。
Bluetooth携帯電話専用で、携帯電話はポケットのなかでもケーブルをつながなくても良いというシロモノ。
さすがドイツ車。
日本の携帯電話のBluetooth対応状況を無視した製品。

僕のハンズフリーシステムは、ダッシュボードから出ている携帯電話用の接続ケーブルを携帯電話につなぐだけ。
携帯電話の電話番号情報もハンズフリーシステムの本体であるカーナビに転送できるので、運転中に電話がかかってくると、ディスプレイに電話をかけてきた相手が表示される。
ステアリングに取り付けられたボタンを押せば、スピーカーホンで会話ができる。

が、しかし。

このケーブル一本での接続が落とし穴。
クルマに乗ると僕は携帯電話をカーナビに接続する。
目的地についたら、携帯電話のケーブルを引っこ抜くだけなのだけれど、しょっちゅう携帯電話をクルマのなかに置き忘れるのだ。
クルマは既にタワーパーキングの中。
僕は、友人と待ち合わせをしている場合、携帯電話に地図や待ち合わせの店などの情報を転送している。
携帯電話がなくては、友人の携帯電話番号はおろか、待ち合わせ場所すらわからない。
恥ずかしい思いをしつつ、タワーパーキングのおじさんにお願いして僕のクルマを一周させて戻してもらい、携帯電話をクルマから取り出す。
このようなマヌケな事態に陥ったことは一度や二度ではない。

ああ、Bluetooth対応だったら、恥ずかしい思いをすることもないのに・・・。


Aテレビ電話用

テレビ電話機能が搭載された携帯電話そのものはこれだけ普及していながら、実際にほとんど利用されていない。
少なくとも携帯電話のテレビ電話機能を使っている人を見たことがない。

理由は明らかだ。

だって、通常の携帯電話でテレビ電話を使おうと思っても、通話のためにはカメラ部分を耳にあてなくてはならないではないかっ。
液晶画面も耳にあてているので、相手の顔も見えんぞっ。

回避方法としては、スピーカーホンにするか、ヘッドセットを使うしかない。
スピーカーホンは自宅ならともかく、オフィスや街中では利用できない。
ヘッドセットは、携帯電話にケーブルをぐるぐる巻きにしなくてはならないので、面倒くさい。

携帯電話がBluetooth対応だったらなあ。
Bluetooth対応ワイヤレスヘッドセットを即買いなのに。
テレビ電話機能も使おうかな、という気にもなるし。
だが、携帯電話にBluetooth受信部を外付けするのは邪魔なのでやりたくない。

と、言うことで、僕は機種変は年2回でガマンして、Bluetooth内蔵の「マトモな」携帯電話の登場をひたすら待ち続けているのであった。
そろそろBluetoothは標準機能になってもいいのに、どうして特殊モデル扱いなのかなあ?
理解できない。
「デコレーションテレビ電話(僕なら「笑い男」マークをつけるな)」なんぞ作っとる場合かっ、と思う。
これはこれでバカで好きだけど。

■Bluetooth ハンズフリーキット関連リンク

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02月12日(土)
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