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斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
by オクノ総研
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■個人ブログの快適ゾーン
僕の周りにいるコンサルタントたちは、目立たないように気をつけながらネットで発言している。
僕が「リンクをはってやろうか?」というと、100%の確率で「勘弁してください」と返される。
僕のサイトはコンサルタントにとっては、危険ゾーンらしい。

僕は、サイトのタイトルに「斜めうえ」と表記している通り、「いかにして視点をズラすか」、に力点をおいている。
あえて少数意見の立場をとって、文章を書いているつもりだ。
ストレートな視点にたった意見は他のメディアなりサイトで見てください、というのが基本的なスタンスだ。
「意図的」に視点をズラしているつもりなのだけれど、アクセスが増えてくるとそれを理解しない読者が増えてくる。
なかには「本音は違うんじゃないか」といった深読みの批判まである。
文章外の本音の部分にまで踏み込まれて批判されても、僕としてはどうしようもない。
アクセスが増えてくると、僕自身は少数意見を自認し、視点をズラして書いているつもりであっても、そうは理解されなくなっていく。
ストレートな視点をすっ飛ばした少数意見であり、そもそもの視点がズレているのだから、攻撃に遭うのかもしれない。
過激な意見は書いていないつもりなのだけれど。

僕にとっては「1,000-2,000PV/日」あたりが、読みたいと思ってきてわざわざアクセスしてくださっている読者比率が最も高いと思われるので快適だ。
バカ、アホ、死ね系の批判はスルーするとして、建設的な批判、意見や僕の誤認を指摘してくださるありがたい読者のほうが圧倒的に多いのも事実。
ブログの可能性と限界ってどのあたりなのだろう?
メディアとしてのブログはまだ成熟していない。
これからも様々なサービスにより変化していくのだろう。
ネットコミュニティーやネットメディアの進化状況をリアルタイムで体感できる環境にいられる事は面白い。

■ブログのPage Viewについて(梅田望夫さんのブログ)
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20050413/p1

04月22日(金)
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