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斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
by オクノ総研
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■紅茶、コーヒー、ウーロン茶、グリーンティー
でも、僕がAudiやDucatiに乗っていて、毎週、The Simpsonsを観ている、というと驚く。
僕の小学生の従兄弟は、親の転勤に伴い、米国に引っ越した。
英語が話せないので、引越し前は心配していたのだけれど、いざ米国の小学校に入学すると、ポケモンについて異常に詳しい、という事で一躍、米国の小学校の人気者になってしまった。

僕は、外国人と接していても自分が日本人である事を強く意識させられたことがない。
逆に、僕が日本人であることよりも、僕が僕自身という個人であることを意識させられる。
仕事においてはスキルをベースに評価されるし、趣味に対しても好みが近いかどうか、のほうが重要だった。

世界中の経済、文化等々の並列化が進行した結果、日本人、日本国籍であることは、僕にとってはあまり意味がない。
関西出身の僕にとっては、「関西人は阪神ファン」、「関西人はお笑い」、「関西人はたこ焼き」というレッテルのほうが強いくらいだ。
僕は関西出身ではあるものの、もう十数年を首都圏で過ごしているので、関西に戻った際の違和感のほうが強い。
スティングの「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」的に言えば、「カンサイジン・イン・トーキョー」。

ニューヨークのオフィスで仕事をしていた頃、サンフランシスコ出身の女の子がいた。
その子は、同僚からいつもサンフランシスコ訛りをネタにされ、その女の子はサンフランシスコ訛りを誇りに思う、と言い返していた。
関西弁みたいなものか。
もちろん僕にはニューヨークとサンフランシスコの発音の違いはわからない。
僕の昔の上司は、日本人、中国人、インド人、イタリア人、フランス人、ドイツ人、イギリス人が英語で議論しているモノマネを持ちネタとして持っており、アメリカ人には大ウケしていた。
発音の違いと、文化の違いによる意見の食い違いをネタにしていた。
アメリカ人には大ウケだったが、日本人にはイマイチ理解されていなかった。

今や僕にとって、国民性は微妙なギャクのネタのレベルになるほど、差異がない。
スティングだって、英国と米国の違いについて、紅茶とコーヒーの違いだと歌っている。
紅茶か、コーヒーか、ウーロン茶か、グリーンティーか?
僕は全部飲む。

■ENGLISHMAN IN NEW YORK LYRICS(イングリッシュマン・イン・ニューヨークの歌詞)
http://www.lyricsfreak.com/s/sting/132036.html
■Lyricsfreak(洋楽の歌詞満載の歌詞サイト)
http://www.lyricsfreak.com/

04月03日(日)
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