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斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
by オクノ総研
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■放送と通信の融合は個人レベルで勝手に進んでいく
地方局は、地元に根ざした放送を行なう、という存在意義はあるが、それは、情報として、地元に根ざしている必要があるのであって、放送形態が地上に設置されたアンテナである必要はない。
僕は、関西出身の首都圏住民である。
帰省すると、深夜帯の放送は首都圏とは大きく異なる。
関西だけの放送文化は確かに存在する。
関西と関東の深夜帯の番組構成は全く異なる。
関西出身者で首都圏住民の僕は、関西でしか放送されていない番組を首都圏でも見たいと思う。
だが、地上波である限り、僕は関西の番組を首都圏で見ることができない。
僕は、首都圏では深夜に放送される「探偵ナイトスクープ」は、HDDレコーダーに録画することによって見ることができるが「たかじんのそこまで言って委員会」は、見ることができない。
「たかじんのそこまで言って委員会」を首都圏でも見せろや。
衛星放送であれば、僕は首都圏在住でも「たかじんのそこまで言って委員会」を見ることができるようになる。
サンテレビの阪神戦全試合完全生中継も首都圏でも実現しろや、と。
野球のオフシーズンの阪神選手のカラオケ大会を首都圏でも放送しろや、と。
サンテレビがスカパー!で放送されれば、僕は契約するぞ。
逆に、関西の実家に帰ると、テレビ東京が見れない。
僕は毎日、WBSをHDDに録画して「速送り」で見ている人なので、WBSが見れないと、どうも不安になる。
僕のように経済ニュースマンセーな人が、WBSが見れない地域に滞在すると、何だか置いていかれる感が強くなる。
衛星で全国に放送してくれ。
僕は、モバイル放送のノートPCチューナーを注文した。
モバイル放送そのものは、たぶんダメ放送だろう。
でも、僕にとっては重要だ。
僕にとって、いつでもどこでも日本国内であれば、全国放送を見ることができる環境は必要だ。
モバイル放送のPCチューナーは来週に届く予定。
僕は、ノートパソコン用のモバイル放送チューナーを常時携帯することに加えて、自宅のHDDレコーダーを外部アクセス可能にしようと、目論でいる。
これから1ヶ月以内に、自宅のHDDに蓄積されたテレビ放送をインターネット経由で試聴可能な環境を構築する予定でいる。
勝手オンデマンド放送。
僕の自宅のHDDコンテンツを僕が見たい時間に見たい場所で見ることを可能にするつもりだ。
インターネット放送局など関係ない。
僕個人で個人用のインターネットで放送受信環境を構築してしまう。
自宅のHDDにどんどんと放送コンテンツを蓄積する。
蓄積されたコンテンツに外部からインターネット経由でアクセスする。
構築作業自体は難しくない。
DDNS環境さえ構築してしまえば、ちょっとしたフリーウエアだけで実現可能だ。
「放送と通信の融合」と通信会社や放送会社は、議論しているが僕には関係ない。
ハードウエアがどうこう、放送法がどうこう、関係ない。
僕は個人として、勝手に環境を構築する。
仮に僕が、僕個人のインターネット放送試聴環境のためのURLを公開したとする。
それは、立派な放送行為だ。
もちろん、僕は自宅サーバーが放送にたえられるわけはないのでやらない。
僕は、個人的に放送をHDDに録画し、僕個人に対して最適化された放送を通信を経由して再送信を行なう。
放送メディアをエコノミクス的に捉えると、最も効率が良いのは、衛星放送である。
ちまちまと、地上にアンテナ立てなくても、衛星一機で、全国をカバーできる。
衛星から受信された放送をHDDに録画し、自分の都合の良い時間に見たい番組を勝手に試聴する。
僕は、あくまでも個人的な環境として、このようなシステムを構築中だけれど、これが次世代の放送のありかたのような気がする。
他人は僕をアフォだと言うだろう。
だけど、「衛星放送 + HDD + ブロードバンド」が、僕にとっては最適解なので、僕は勝手に自分の環境を整備中、である。
放送と通信の融合は、企業や政府によって行なわれるものではなく、僕のような個人によって、勝手に進行していく。
メーカーも通信会社も放送局も関係ない。
ライブドアなどもっと無関係。
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02月27日(日)
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