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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■平成28年大田区会計予算に渋々賛成の討論
最後に、ベルギーの首都ブリュッセルのテロにより亡くなられた被害者の皆様に心より哀悼の意を捧げるものであります。過激派イスラム国の仕業ではありますが、国際情勢は「平和!平和!」「憲法9条」と叫んでいれば平和が守れるほど暢気なものでないことが明らかになりました。主権国家の平和、国民の生命財産をなんとしても護り抜くとの決意が為政者には求められます。その意味では、国際的には極めて常識的な集団的自衛権を含む安全保障法制を整備された安倍総理大臣には、党派を超え国民の一人として心より敬意を表するものであります。

ところが、この法制を「戦争法案」だとして、街頭において誤った主張を繰り返す人々がいることは、誠に残念至極であります。この瞬間にも世界各地や日本全土において国民の生命財産を護るため、平和を維持するために23万人余りの陸海空自衛官が活動そしています。彼らの活動をやりやすくするため、又、国民の生命財産をより一層護るための安全保障法制につき「戦争法案」などと言われる事は、自衛官OBとしては、甚だ不快であると断じておきます。

また、民進党と改名される野党第一党民主党も、この動きに乗じて反安倍色を鮮明にしていることは、誠に哀しい事態であります。

我々、公選職にあるものは、党利党略に囚われず、選挙に勝とうが負けようが、国家国民の生命財産を護るために必要な政策を訴えることが重要であります。どうか、志高い日本共産党の諸君、野党第一党である民主党改め民進党の諸君、国際情勢を直視しつつ、安全保障を政争の具にしないよう望み、日本のこころを大切にする党所属の、議会内会派次世代の党、犬伏秀一の各会計予算に「渋々賛成」の討論といたします。

03月25日(金)
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