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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■本日の一般質問全文

5 教育長の発言について

2月9日私立幼稚園協会連合会の新年会が区内で開催されました。区長はじめ区幹部、多くの議員も出席していました。ところがその席上、清水茂教育長が奈須議員に対し突如「あなたはクレージーだ」発言されたのです。これは、公選の立場にある議員に対して無礼であり、その趣旨をおうかがいするものであります。

なお、言っていないと強弁されるようであれば奈須議員が議場にいらっしゃいますので、事実をお尋ねするもりでありますし、教育行政の長として謝罪すべきであれば、潔く謝っていただきたいものです。

また、人に対して教育長という教育行政のトップにあるものが例え酒の席であっても「クレージー」と軽々しく語ることは人権擁護上も問題発言であると考えます。そこで人権推進課長にうかがいます。人に対して突如「あなたはクレージー」と決め付ける発言は、どう考えられますか。

教育長をはじめ、現執行部の皆さんは、私や執行部に批判的な議員に対し、私憤や嫌悪感をお持ちのようですが、それは大間違いです。GHQが日本に二元代表制を持ち込んだ時、首長と議会の対立をそもそも予想していたのです。したがって、その制度に基づき、おかしいことはおかしいと、議員の職として指摘しているのであって、皆さんのお人柄を批判しているのではないのです。お互い立場を尊重しあい、正しい緊張関係を保持してまいりましょう。

6 中学校評定割合の公開と公文書開示について

一昨日、都立高校の入試が行われました。この入試の合否判定に大きな影響を与えるのが内申点と呼ばれるもので、中学3年生の2学期の五段階評価が使われます。この中学校の評定につき東京都教育庁が割合を一覧にした「中学校別評定割合」というものがあります。

東京都に開示請求するか、都議に依頼すればいつでも誰で入手できるものです。私はこの一覧につき大田区教育委員会に対し開示請求を平成21年2月9日に行い、同18日に「学校名を非開示」として開示されました。

この決定を不服として審査請求を行いましたところ、昨年12月22日大田区情報公開・個人情報保護審査会が「開示すべき」との答申を出したのです。ところが、その答申を無視するかのごとく、大田区教育委員会は「それでも非開示」との裁決を一部開示から丁度2年経った本年2月18日に行いました。この恐ろしく長期にわたる「お役所仕事」も問題ですが、大田区情報公開・個人情報保護審査会の答申を無視した「独善」には、さきほど述べた粛清人事とあわせ大田区の一部幹部によるファシズムすら感じるのです。

そこでうかがいます。あいかわらず開示する考えはないのでしょうか。大田区情報公開・個人情報保護審査会が「開示すべき」との答申をしながら、これを無視し開示しないのは、単に私に対する私憤ともとれるのですが、この答申無視はなんなのでしょうか。いつもながらの「手続きは正しい」という言い訳づくりにしか見えないのです。

7 特別職の退職手当半減条例について

松原区長は今期任期が終わると2314万円の退職手当を受け取られます。副区長は1336万円です。あまりにも民間の常識と乖離しているこの手当を半減する条例案を本日6名に議員で提出する予定でおります。本来であれば、「民間出身」を標榜される松原区長自ら提出をしていただきたかったのですが、提出するお気持ちはありますでしょうか。

もし、ご自身でご提出されるのであれば、取り下げる用意があります。ご意思をうかがいます。また、「民間出身」を標榜されるお立場で、4年間で当落にかかわらず2314万円の退職手当は高いとお感じにならないでしょうか、うかがいます。ちなみに内閣総理大臣は4年在任で524万円です。くれぐれも区長以外の方が答弁されないようお願いいたします。

以上で私の質問を終わりますが、5月に今一度この場に戻って来れたとしたら、新たな議員、新たな区長と共に、真の二元代表制の議会を目指して頑張りたいと思います。また、今期でご勇退される先輩議員、理事者各位には大変お疲れ様でございました。ご苦労様でした。

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02月25日(金)
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