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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■拝啓 民主党小沢代表 (産経新聞社 正論10月号より)NO2
自由党の時代から気になっているあなたの主張に、外国人参政権賛成の問題があります。新進党であれば、旧公明党の主張への配慮と思えなくもなかったのですが、なぜ自由党になっても、外国人の参政権にこだわられていたのでしょうか。参政権は、国民固有の権利であり義務であります。それを、定住者であれ、外国人に開放することは、国家の基本的なあり方に関する重要な問題、言い換えれば安全保障問題ですらあるのです。ここにも、あなたの主張には、矛盾が内在しています。あなたは『永住外国人のほとんどは日本で生まれ育ち、まったく日本人そのものであり、今後も日本人として生涯生きていきたいと思っている』と述べながら『過去強制的に連行されてきて、帰化の手続きが困難』と、外国人参政権の必要性を述べられています。
ところが、『参政権を認めれば、帰化も促進されるだろう』と結論付けています。この論理をたどると、問題は「参政権」ではなく「帰化手続の簡略化」ということになります。過日、チャンネル桜という番組で、各地の地方議員とこの問題で討論したのですが、多くの若い民主党議員が「強制連行されたのだから可哀想」だの「国際社会では当然」などと、本質を知らない意見を述べていましたが、あなたの理論崩壊も似たり寄ったりです。感情論で語ってはならない極めて重要な問題です。自由党時代に何度か伺おうと思っていたのですが、機会を失ってしまいました。
テロ対策特別措置法延長についての態度も気になります。あなたは「今まで反対していたのに、賛成することはできない」と、反対されることを表明されています。確かに今までは、例え「反対のための反対」であったとしても、それは所詮、社民党や共産党と同じで、国政にとって大した影響はありませんでした。しかし、今回は違います。
あなたは、湾岸戦争において我が国が、130億ドルもの資金援助をしながら人的貢献をしなかったことを痛烈に批判されておられましたね。以下は、あなた自身の言葉です。
「日本はアメリカが心情的に思い描いていた「同盟」という概念から離れてしまった。日米同盟を基軸にしていくべき日本にとって、湾岸戦争は大きな「負」の遺産を残したことを忘れてはならない」
■政権奪取のために国家意識を捨てるな
真の小沢一郎への願い
小沢さん、あなたは近代日本の注目すべきリーダーとして、大久保利通、伊藤博文、原敬、吉田茂をあげておられます。そして、この人々がなぜ強力なリーダーシップを持てたか、それは、強烈な国家意識、つまり使命感、それを実現するための権力意思を持っていたことだ、と説いていらっしゃいますね。であれば、今のあなたこそ、強烈な国家意識で、この法律に反対すべきではないのです。国家の安全保障と、我が国の国際社会での地位を「政局」にするなど、過去のあなたからは想像がつかない姿です。
私は、あなたの、お役人にも、票にも迎合しない毅然とした態度が大好きでした。今のあなたは、政権奪取のため、党内各勢力、特に左派に迎合しているように見えてならないのです。それほどまでに、政権交代を果たしたいのだったら、公明党の参議院選挙対策のために新進党を分党した際、なぜ旧民社系、公明系議員に再結集を呼びかけなかったのですか。それほどまで、日本のためを思うのだったら、自自公連立政権からの離脱を小渕総理が通告した時に、少しでも譲歩して交渉できなかったのですか。
小沢さん、世間やマスコミではあなたを「豪腕」とか「強権」「壊し屋」「非情」といったキーワードで語ることが多いようですが、9年間、まがりなりにもあなたの会社(政党)の営業所長(支部長)を勤めさせていただいて、それらは作り上げられた虚像であることを知っています。あなたは、気配りの出来る思いやりのある人です。非情というのは、ただ自分のもとを去る人を追わないだけのことです。壊し屋といわれても、自ら壊したことはありませんでした。過去の解党、分党、政権離脱等いずれもあなたが仕掛けたり、望んだ結果ではなかったからです。強権は、頭の悪い国会議員が多く、あなたの遠謀深慮を理解が出来なかっただけのことでしょう。
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11月09日(金)
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