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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■たった一人、ヘイトスピーチ対策の意見書に大反対!
また、昨年10月15日の自民党PTにおいては、デモの許可基準を厳しくするなど、現行法の範囲で対策を検討するよう警察庁に求めたところであります。
さらに、PT座長である平沢勝栄衆議院議員は、国連人種差別撤廃委員会が法規制を求めたことにつき「新規立法は表現の自由の問題が絡む」として否定的な見解を示しております。
言うまでもなく、民主的国家においては主権者たる国民には、出来うる限りの情報が開示をされ、それに基づき自由に議論をすることが保証されていなければなりません。したがって、表現の自由こそが民主国家においてきわめて重要な権利であると断じなければならないのであります。
残念ながら、我が国に対し侮辱的かつ事実無根の発言を続けている国、韓国、北朝鮮、中国には、この表現の自由の保障が未だにありません。特に、政権に対してはまったく無い、と言ってもよいでしょう。
ただし、誤解をしていただきたくないのは、私は本件意見書を要求した陳情者の母国である韓国、さらには北朝鮮、中国など、日本に対して侮辱的かつ事実無根の発言を続けている国と、ケンカをしろ、と主張しているのではありません。哀れかな、これらの国の人々は自国政府に対する鬱憤のはけ口を権力者により「反日」に向けられているだけなのであります。これらの国々の指導者が、自らの誤りを認め、言論の自由を自国民に完全に保障し、我が国と真の友好的関係を構築できる民主国家となった日には、私は平壌やソウル、北京にでも出向いて、いままでの非礼をわびる覚悟なのであります。
本件意見書の趣旨は、この民主国家の根幹を為す極めて重大な権利を規制せよ、との趣旨であり、到底賛成することはできないのであります。
哲学と思想が根本的に違う日本共産党や民主党の区議会議員諸君が本意見書に賛成することは想定内でありますし、どうでもいい範疇でありますが、志高いであろう保守政党、自由民主党の区議諸君、さらに政権を支えている公明党区議諸君が、このような極めて危険な意見書に賛成をされ、政府与党に対し笑われる大田区議会発の意見書を提出しようとすることが、私にはどうして信じられないのであります。
自民公明両党の区議会議員28名の良識にお訴え申し上げます。日ごろから親しい、大韓民国民団からの陳情だから採択する、そして、意見書を提出するという判断であるとしたら、それは大きな間違いであります。地方議員であろうとも、国家観を堅持しなければなりません。どうか、私の反対討論をお聞きになり、政権与党所属の地方議員として賢明なご判断をされるよう求めるものであります。
人間誰しも間違いはあります。間違いを改めることは勇気が要りますが尊敬に値します。悲しいことは、間違いだ、とわかっていても改められない強情さであります。
再度申し上げます。良識に則って、大田区議会の歴史に汚点を残さないご判断を強く、強く求め、私の絶対反対、大反対!の討論といたします。
06月22日(月)
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