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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■大田区官製談合の告発by怪文書
11.区の強い支援によって、実施方針の公表から入札広告(犬伏注:わざとか?正確には公告)までの期間を長めに取っていただき、入札広告(公告)から入札実施までを短くする話も決まっています。(犬伏注:区のいつものやり口)実施方針の公表から今に至る時間を利用して、私達のグループは、既に区と打ち合わせを重ねて提案図面もほぼ出来上がっています。もうすぐ入札金額も固まりつつあります。区長と同等の力を持っている方も味方になってくれています。(犬伏注:M元部長と思われる)

12.他の対抗者には色々な手を使って、伊東市への接触や計画に関係する主要な機関への接触を禁止させ、区がまだまだ詳細な方針を決定していないようなに伝え(原文ママ)、予定価格の公表も意図的に遅らせて、非常に準備しにくくなるようにしています。

13.対抗者のグループは、入札までの工程を知ったら慌てふためくはずです。伊豆急不動産が計画地に特別な権利を持っている点を質問してきた対抗者が幾つもいますが、大田区は区長の指示でこれらの質問を一切不問に付して入札広告(公告)を出すようです。

以上です。私は、この告発は愛社精神から行うものです。解雇されることを避けたいため、あえて名前を伏せます。この告発文は、大田区の団体に同時にお出しします。リストを添付します。また区のお二人から聞いた対抗者にもお知らせすると同時にマスコミュニケーションにも投稿します。そして区の内部でしっかりと審議され、この事業推進の検証と見直しをなされることを期待します。                  S

 以上が、「怪文書」の内容である。まあ、プロポーザルの際、いつも大田区が行っているインチキと同じ手法なので、特段驚きもしなかった。またか!という感想である。いつものケースであれば、さっそく経理管財課が伊豆急行担当者とH課長らに聴取を行い「談合はない」との宣約書を提出させ、「そのような事実はなかった」と判断して、予定通り伊豆急行がPFIを取るのだ。

 区議会議員はと言えば、「証拠がない」だの「捜査機関ではない」との詭弁で、判断を逃げ、区側が決定した業者に賛成してしまうのだ。情けない。

 大田区に自浄能力を求めても無駄である。心ある管理職が執行部に意見具申をしてもせいぜい、閑職に転勤させられるだけだ。本件を阻止出来るのは、強い公権力だけである。告発者Sさん、ありがとう!

 明日、あさっての日記は、本日の区議会で指摘した入札談合について書く。本稿と同時にお読みいただくと、いかに大田区の契約案件に問題があるのかご理解いただけるだろう。一般区民の皆さん、もっと区政に関心を持って。でないと、勝手に税金を使われてしまいますぞ!

09月16日(金)
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