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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■予備自衛官招集訓練終了所感
韓国の軍人には「竹島問題」は存在しない。当然に韓国の領土だと思っているので、議論の対象にすらならない。

3.中部方面隊司令官の初参加

訓練4日目、中部航空方面隊司令官が「年飛(デスクワークについているパイロットが飛行技量保持のため計画的に飛行すること)」のため、小松基地に来られ、ついでに(?)予備自衛官永年勤続表彰式に臨まれた。(いや、正しくは、表彰式にあわせて年飛を計画されたのだろう)

私の知る限り、将官ましてや、中部航空方面隊司令官が予備自衛官の訓練中に来られたことは皆無である。表彰式の後の訓示で、温厚そうな司令官は、こう述べられた。

「幾多の困難を克服して訓練に参加されたことを、真にありがたく思う。我々の作戦計画の中に、皆さんは確実にカウントされている。有事に備え、いつでも現職に戻れるよう訓練を重ねて欲しい。ありがとう」

カウントされているかどうかは、訓練の仕方や処遇を見る限りは疑わしいが、司令官が自ら「謝意」を述べ、「君らは仲間だ」と訓示をする意義は大きい。制服を着ている公務員の多くは、名誉と公益のみに価値を見る。予備自衛官とて同じだ。

防衛省、航空幕僚監部には、正面装備の要求も大切だが、忘れられた「兵力」たる航空予備自衛官の有効活用と、モチベーションアップ策を講じていただきたいものである。

4.期待されていないことが判る懇親会参加者の低位化

訓練最終日には、必ず予備自衛官主催の懇親会が催される。そこには、訓練担当部隊の指揮官や教官らが招待され参加するのが恒例であるが、この参加者の階級が年々さがり、人数も激減しているのだ。

そのことからも「期待されていない」マンネリ訓練、との感を持ってしまうのだ。以前は、基地司令たる航空団司令、副司令、人事部長、基地防空隊長、訓練教官などが参加され無礼講で和気藹々とやっていたものだ。先日、九州春日市でお会いした、西部方面隊司令官などは、第七航空団司令当時、そのような席で知己を得た将官である。

ところが、昨日の懇親会。団司令はナイトフライトがあるため欠席。副司令は、統合幕僚学校入校中で欠席。基地防空隊の教官、その他の幹部の出席ゼロ。訓練教官の出席ゼロ。訓練地である第六航空団からの出席は、予備自衛官班長と人事班長の2名だけという悲しさである。人事班長は、乾杯後いなくなってしまった。

航空団には、基地業務群司令、飛行群司令、防衛部長、人事部長など上級幹部は複数勤務している。以前は、このような方々が皆出席されていたものだった。

まあ、忙しいのだろうが、相手にしてもらえない者のジェラシー。戦意喪失にも繋がりますぞ!

まあ、とは言うものの、少ない予算の中、愚連隊のような我々のために、様々な訓練ありがとう!
多謝!

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09月14日(火)
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