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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■やった〜ついに議場に日の丸掲揚
湾岸戦争が激しかった当時、我が国のタンカ−は敵視され攻撃されることを避けるため、甲板にペンキで日の丸を大書して運行していました。以前、日本共産党の区議だった方に「オリンピックやワ−ルドカップでは何を振るのですか?」とうかがったところ「日の丸だ。それと、議場とは話が違う」と言われてしまいました。都合のよい解釈ではないでしょうか。
また、侵略戦争のシンボルだから、との反対理由を全国各地で述べられていますが、歴史認識は国それぞれでありますし、必ずしも大東亜戦争の問題が中立的に精査研究されているとは思えません。が、百歩議論を譲ったとしても、あらゆる国家の歴史には暗い部分が含まれています。中国国旗のもと行われた天安門事件、現在も続く法輪功や少数民族に対する異常なまでの人権侵害や迫害、韓国国旗のもとに行われた粛清事件、北朝鮮国旗のもとによる恐怖政治、星条旗のもとによる虐殺など、いずれも20世紀後半から今世紀に起こっている事件であり、それぞれの国旗のもとによりおこなわれています。だからと言って、それらの国々で国旗掲揚を行っていないでしょうか。否、今あげたどの国においても、我が国とは比べ物にならない大量の国旗が常に、あらゆる場所に掲揚されているではないですか。国旗とは、国家とは少なからずそのような歴史を含有しているのであります。そして、過去の歴史を踏まえて現在の国家があるのです。俺たちは可愛らしい牛さんを食うが、それはいいのだ、お前らは鯨を食っているけしからんヤツだ、そんな倒錯した思想が国旗問題にもあるのでしょう。
議会運営は各会派の総意で行うべき、との考え方はあながち間違ってはいないでしょう。しかし、議論をしても最終的には決定しなければいけない問題は、民主主義の原則であるパワ−ポリテック、数の論理が登場することは法も認めるところであります。国旗国歌の問題は、思想信条の問題ではなく、反対する方々の意見は「反対のための反対」としか映らず、議論が成り立たないものと思っております。
松原区政の大きなキ−ワ−ドのひとつに国際化があります。国際化とは、掲示物の表示を多言語にしたり、英語がしゃべれたりすることではありません。真の国際化とは、相手との違いを理解し、自らの国の伝統文化を自信を持って相手国の人々に紹介しうることでありましょう。
その意味からも、国際常識である議場への国旗掲揚は、なんら問題がないばかりでなく、遅きに失した感さえあるのであります。
また、日本共産党の諸君は「健全な野党」を目指されているとのこと、であれば国際的に極めて健全な行為である国旗掲揚に理解を示されることも肝要かと思います。国旗、国歌問題はイデオロギ−ではありません。あたりまえのことなのです。
昭和20年12月10日GHQ発令の「ウオ−・ギルト・インフオメ−ション(日本悪者心理作戦)」により、その成果が刷り込まれた多くの「国旗国歌反対」の皆さん、もはや戦後64年も経過したのです。もう「反日自虐的」催眠術から醒めても大丈夫です。安心して普通の国家、国民に戻ろうではありませんか。 そして、自信を持って日本国国旗たる日の丸を大田区議会議場に掲揚しようではありませんか。以上、本陳情の陳情者に心より敬意と感謝を捧げ、私の賛成討論といたします。
ちなみに、賛成:自民、公明、区民(西村議員)←前社民党、民主5名、私、荒木秀樹議員
反対:共産、民主1名(都野けい子議員)、緑の党(野呂けい子議員)
09月30日(水)
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