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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■こども文教委員会 面白トピック3連発!
これには、清水繁教育長が噛み付いて反論をしてきた。が、本来、教育委員会事務局次長という部長級が出席しているのだから、次長が答弁すべきが議会の慣例であるが、教育長自らの再三の「参戦」となった。
どうも、彼の教育長選任について、私が「ある理由」から同意しなかった8名の議員の一人であることが影響しての、「怒り」の参戦のようである。私は、と言えば、民主主義に基づいて、議会が多数を持って彼の教育長選任に同意したのであれば、それは「よし」としよう「お互い仕事だ」というスタンスであるのだが‥それは理解してもらえないようだ。お役人としての私憤が大きいのだろうな。残念!
3.定額給付金は反対だが、入学祝金、出産祝金を提案by日本共産党
日本共産党は国政において定額給付金に反対をしている。ところが、大田区議会(多分他の自治体にも党中央の指示で同様の提案をしているだろう)において、小中学校の入学祝金(小学生2万、中学生3万)、出産祝金条例(出産5万円)を提出してきた。
私は、定額給付金については必ずしも賛意を示していないが、今回の共産党の「給付金反対!祝金提案」のロジックは到底理解できない。そこで、以下のように質問した。
定額給付金は、例えば小学生になるお子さんと保護者一人だと32000円もらえる。共産党が提案している祝金だと、小学生は2万円で、定額給付金のほうが「より厚い」ことになるが。
提案された条例内容は、今年4月1日以降小学校中学校に入学する児童生徒を対象としており、条例交付は議決の日とし、申請は3月31日までとなっている。この条文どおりとすれば、3月25日の本会議で万が一可決されたとすれば、区民は26日、27日そして土日をはさんで30,31日の計4日間で申請しないといけない。4日間で1万人もの申請と、その方々に周知するという、あまりにも乱暴な「赤旗」に「わが党が主張した」と掲載するためだけの提案であろう。
残念ながら、大田区議会では自民系18名、公明党12名合計30名であり、このいずれかの賛成を得ない限り、議案は可決されない。その意味で、万一、本気でこの条例を可決しようと思うのなら、これら与党会派に説明と同意を得、さらには、実施する事務方と調整をする必要があるが、それは行ったのか?
事務方からは「事前の相談はない」との答弁があり、共産党自ら、与党会派には説明はしたが、それ以上の調整はない、との答弁があった。なるほど、やはり選挙向け、赤旗向け、または党中央の指示による提案であることがわかった。こんなもん賛成できるわけないだろうに!
まあ、こんな感じの都会の「田舎議会」は進んで行く。嗚呼!!!
03月03日(火)
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