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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■拝啓 民主党小沢代表 (産経新聞社 正論10月号より)NO2
 今年の4月、私も3期目の選挙がありました。選挙管理委員会に提出した「所属党派証明書」は、自らが代表の「自由党」としました。多くの新聞社から「なんじゃ自由党とは?」とずいぶん確認の電話がかかってきました。前回9位、自らのブログの閲覧数も延べ40万人を超え。活動が雑誌やテレビで何度も紹介されるなど、私自身や後援会幹部は勿論のこと、対立陣営すら私の「上位当選」を疑わなかったのです。
 
 ところが、結果は下から4位。選対幹部の唖然とした表情、自分自身の脱力感は、当選はしたものの「落選」に等しいほどのものでした。勿論、戦略ミスもあるでしょう、私の人格に問題もあるのでしょう。しかし、冷静になって考えてみると、前回、前々回ともに私は「小沢自由党ただ一人の候補」だったのです。つまり、2回の選挙で私の獲得した票数のかなりの部分が、あなたを支持する人々のものだったことに気づかなかったのです。その意味では、先ほどお話した勘違い国会議員と同じ過ちを犯していたことに気づかされました。とは言っても、そうであっても、小沢さん、私は今の民主党に入る気にはならないのです。小沢さん、あなたは一体どうしてしまったのですか。

■小沢氏の変節への疑問
共産党との連携や安全保障、靖国、イラク特措法まで    

 小沢さん、あなたは、政策さえ一致すれば共産党とも行動をともにすると語っていらっしゃいました。しかし、その一方で、日本の保守政治の復権をも訴えています。はたして、どちらが本音なのでしょうか。今回の参議院選挙では、相手側(自民党)のエラーとフォアボールで、不戦勝といってもいい勝利を手中にされました。しかし、はたして政策で国民が民主党を選んだのでしょうか。決してそうではありません。年金問題は確かに重要な問題です。しかし、国家の最も重要な命題は、国民の生命財産をいかに守れるか、ということが、本来最大の争点であるべきなのは、あなたほどの政治家がわからないわけはありません。それとも、あえて政権奪取のため、あやふやにしたのでしょうか。
 
 小沢さん、私は閣僚級の政治家で、ご子息を自衛官にした方をあなた以外には知りません。あなたは、奥様に「子供を4人産んで欲しい」と言われたそうですね。3人は陸海空自衛官に、そして残りを政治家に、との想いだと聞き、えらく感激いたしました。お子様は、4名ではなく3名授かったようで、本当にご長男を海上自衛隊の幹部(2等海尉)にしてしまったのは、凄いことだと思います。自らの信念をご子息に具現させること、簡単そうでなかなかできないことです。であるとすれば、なぜ、今回の参議院選挙で国家の安全保障について明確なる政策をお出しになれなかったのでしょうか。

 靖国問題についての発言についても、変節が明らかです。あなたは、昭和61年4月2日の国会答弁で「靖国神社には戦没者が祭られている。その追悼という事で誰もが自然な気持ちで行くべきで、私も今までも参拝しているし、これからもするつもりだ」と答えていますね。それがなぜ、突然、A級戦犯の合祀問題を言い出したのでしょうか。この姿は、賛否いずれの側からも、変節と映り奇異にしか思えないのです。さらにおかしな論理は『戦没者を祭るべき神社に、戦犯として処刑された者も祭られている』としたうえで、その戦犯については『戦勝国が敗戦国を裁いて下した「戦犯」というものは認められない』とも指摘されました。正に論理のダッチロールです。成り立たないロジックです。これは、民主党内左派へのリップサービスなのでしょうか。党内左派や反日活動家は、あなたのこの発言に狂喜されたことでしょう。
 

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11月09日(金)
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