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雪さんすきすき日記
by 氷室 万寿
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■休日のこと
7時半頃起床。6時に起きることができたら横浜のズーラシアに行こうと思っていたのだが、起きられなかったので取り止めに。
とはいえ、折角の連休でありコミケ以外に外出しないのは勿体ないと思い(そう思えるようになったのは大きな変化ではないかと)、どこか動物園か水族館に行くことにした。候補としては井の頭自然文化園、しながわ水族館などいくつか挙がったが、最終的に葛西臨海水族園と大洗水族館の二択になった。駅に着いてもまだ決まらなかったが、電車が早く来た方ということで葛西臨海水族園に決定。ただ、大洗水族館も調べてみると興味深い展示がいくつもあったので、そのうち行ってみたいとは思っている。
昼前に葛西臨海水族園に到着。世界の海の水槽を眺めながら、ここの特徴の1つであるマグロの展示に向かう。実際に泳いでいるマグロを見るのは初めてだったが、最大160cm(私の身長と同じくらい)にもなる巨体が水中を泳ぎ回る姿はひたすら迫力に満ちていた。また、銀の鱗が光に反射して非常に綺麗な姿をしていたのも印象的であった。飼育員の解説も聞いて、今まで刺身ネタでしか知らなかったマグロの生態に対する理解を若干なりとも深めることができ、大変ためになった。
次も飼育員の解説があるとのことでペンギンの展示へ移動。ここはフンボルトペンギン、オオサマペンギン、ミナミイワトビペンギン、フェアリーペンギンの4種類のペンギンを展示しており、フンボルトペンギンだけでも100羽を超える大所帯。今まで見てきたペンギンの展示の中では最も大規模なものであった。ここでは飼育員の解説と共に、ペンギンの翼の模型や羽根に触れることができた。翼は硬く、確かにこれで殴られたら青痣くらい軽くでき、下手したら骨折するだろうと納得。また、羽根はフェルトに張り付けて体表を模した形になっており、ペンギンの触感が再現されていることに感激しながらもふもふした(実際には脂のせいでもっとつるつるらしい)。
その後は東京の海の生物の展示を見て回る。東京の海といっても東京湾から離島の沖まで広範囲にわたり、そこには約2,000種の生き物が生息しているとのこと。ここに展示してあるのはそのほんの一部に過ぎないが、干潟から遠洋までに済む様々な生き物を目にして、生物多様性の素晴らしさを再認識した次第である。
やや駆け足になってしまったが、15時前に水族園を出てバスに乗り西葛西駅に移動。そこから歩くこと15分、次は江戸川区自然動物園に到着。ここは小規模ながら一般的な動物園と変わらぬ展示をしており、そして何と無料。気軽に入って動物たちを見て楽しむことができる場所である。
ここではオオアリクイを初めて見ることができた。子犬くらいの大きさかと思っていたら、大型犬くらいはありそうな体躯に驚いた。そして、ふさふさの尻尾がとても触り心地が良さそうであったが、あの太い手足で殴られたらとても痛そうであり、迂闊に手は出せそうになかった(もちろん、手が届く場所に展示はされていないが)。あと、オタリアというアシカの仲間も初めて見た、というかそういう動物がいることを初めて知った。こういう新たな出会いがあるので、色々な動物園に行ってみることはとても大事だ思った次第である。
ただ、ここは日光がビルに遮られてしまうために、冬場は特に日の光が届かず寒々としていたのが残念というか勿体ないというか。動物たちももっと暖かく過ごしたいだろうに。
16時になり閉園の時間となったので、近くのバス停から秋葉原駅前に移動し、軽く吞んで帰宅。
今日の戦利品は葛西臨海水族園で購入したエトピリカのぬいぐるみ。赤いくちばしが可愛く潜水能力に長けた海鳥で展示もされていたのだが、それほど知名度がありそうにもない鳥のぬいぐるみなんて無いだろうと思っていたところにまさかの販売をしていたので買わざるを得なかった。
あと、ズーラシアに行くには下手したら1泊もあり得るかも。自宅からだと片道3時間はかかり、園内が広いので1日では回り切れない恐れもあるので、日帰りだとかなりの強行軍になりそう。
01月04日(金)
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