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雪さんすきすき日記
by 氷室 万寿
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■続々・体験版のこと
 10時半頃起床。休暇の最終日。

 今日の体験版。

「NonetEnsemble」(PhotonSystem)
 今度のNonetシリーズはローグライク。
 体験版ではローグライクとして必要最低限の要素のみで、特徴となる魔石や合成システムは未実装。なので、現時点では何ともいえず。
 いろいろな部分にNonetシリーズの片鱗が見受けられて、シリーズのファンとしては楽しみである。

「ネコミミホイールクロスデッカー」(アリスブレイズ)
 物量で迫る敵をボムで押し切る横STG。
 操作は移動とショット、ボムと実に簡素。ボムアイテムを取るとボムゲージが上昇し、ボムゲージを100%消費してボムを撃つ。ボムゲージは300%まで溜められる。
 ショットだけでは倒しきれない数と耐久力の敵が出現し、ボムアイテム(何故かパンツ)が大量に出現することから、ボムで押し切る調整ということを即座に理解。敵を倒すと画面下に溜まるので(攻撃はし続ける)、そこをボムで一掃という流れになるのだろうか。システムや難易度から、割とSTG慣れしている人向けの作品だと思った。1面ボスから結構難しい。
 アイテムが大量に登場するので透過させる必要があるのは理解できるが、ちょっと薄すぎる感もする。画面一杯にパンツが出現するという折角の愉快な絵面が勿体ない。しかし、あまり濃くすると敵弾の視認性が落ちるので難しいところ。この辺は上手く折り合いをつけて欲しい。

「丸ダイス試作総選挙2017」(丸ダイス)
 5本の体験版が入った作品。投票で完成させる作品を決めるという企画物。
・「Cyber Beat Runner」
 リズムゲームなのだが、ペナルティが存在しないのでリズムゲーム独特の緊張感が今一つ。率直に言うと退屈。
・「ロビとニコルの冒険」
 自動的に右に進む自機を立ち止まらせたりスキルを使ったりと制御して、右から向かってくる敵を倒すオートランRPG。RPGというより、自機が制御できるラインディフェンスという印象。剣士と魔法使いの2人のキャラを制御するのだが、片方にかまけているともう片方が孤立してしまうので、そうならないように上手く両方を制御していくのが面白い。ラインディフェンス好きとしては興味を惹かれた。
・「Tree House Memory」
 パズルゲーム集。色々なパズルを解いて先に進む。一番無難な作品かも。物語が結構気になる。
・「トロッコ&パニック」
 画面が下にスクロールする中、自機の通る道をドラッグして変えていき、自機が画面下に消えないするにするスライドパズル。リアルタイムパズルが苦手で、しかも対戦ものとあっては敬遠してしまう。
・「つみ木城の100人兵団」
 対戦型積み上げタワーオフェンス。様々な形の積み木を重ねていく作品のようで、体験版では積み木を積み上げてゴールを目指すパズルゲームになっていた。本来目指す形が見えなかったので評価できず。
 「ロビとニコルの冒険」と「Tree House Memory」の2本に興味を惹かれたが、新規性からして「ロビとニコルの冒険」に投票しようかと。
 と思ったら、1番目と2番目に投票できたので、2番目に「Tree House Memory」を投票。

「消失のダーインスレイブ」(N.S.B Game's)
 魔剣との中途半端な契約により、物体が体をすり抜けるようになってしまった少女が、契約を解除する旅に出る2Dアクション。
 操作はWASDで移動、スペースでジャンプ、シフトで魔剣の擬人化、マウスの左クリックで攻撃、右クリックで透過。壁や床など様々なものをすり抜けて、スイッチを魔剣で押して出口に到達するという流れ。
 床でも壁でも、透過できるものは何でも透過できて、それが意外な経路を導き出す点が、自分の頭の固さを思い知らされてとても面白い。この発想は大事に育てて欲しい作品。地形との当たり判定とか出口の表示とかまだ調整すべき点は多々あるが、とりあえずは透過時には自機を半透明にするなど何かしらの演出が欲しいところ。
 個人的には、コントローラで操作できるようになると有難い。このキーの数なら普通に対応できるはず。下+攻撃で魔人の擬人化などで簡略化も可能と思われるし。

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01月03日(水)
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