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雪さんすきすき日記
by 氷室 万寿
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■「魔法の女子高生」「霊夢はなんだかとてもねむい」のこと
 8時半頃起床。「東方深秘録」仕様のRAPが届いていた。

 「魔法の女子高生」(illuCalab.)の感想を。
 帰宅途中に魔女を助けたがために、魔女の世界に送り込まれてしまった女子高生の月見里あかり。魔法の力を手に入れた彼女は、迫りくるマモノを退けながら元の世界に帰ろうと奮闘する。
 魔法が創れるのが特徴のローグライクRPG。
 操作系は一般的なローグライクで、移動に攻撃、加速、位置固定、魔法選択。加速と位置固定の同時押しで斜めのみ移動。魔法選択は、魔法スロットに設置した4つの魔法を切り替える。
 ゲーム内容もローグライクで、ランダムに生成されたダンジョンの出口まで到達すると、次のダンジョンが現れるという流れで、ダンジョンの最深部にいるボスを倒すのが最終的な目的。マモノを倒すための魔法は使うとMPを消費するので、回復アイテム等もダンジョン内で調達する。MPは体力も兼ねており、攻撃を受けても減少して0になるとゲームオーバーとなり、いわゆる街に相当する魔女の集落から再開となる(そこまで到達していなければダンジョンの1階から)。ただし、レベルと覚えた魔法は引き継がれる。
 魔法はダンジョン内に落ちている魔石を使うことで覚えられる。魔法はその名前により属性や威力、範囲など性能が決められる仕組みとなっている。無銘の魔石は名前が無いので魔法が宿っておらず、魔法の名前を入力するとその名前に応じた魔法を作ることができる。魔法の性能を決める単語も存在するので、その法則を理解して組み合わせればある程度狙った性能の魔法を作ることも可能となる。さらに、魔女の集落では魔法の合成を行って魔法を強化することができる。

 最大の特徴である魔法を創れるシステムだが、実際にはあまり活用しなかった。やはり、出来る魔法の効率が今一つなものが多く、落ちている魔石を集めていった方が効率が良い魔法が得られたというのが正直なところ。ここでいう効率は、威力を消費MPで割ったもので、高いほど効率が良いといえる。
 MPは魔法を乱発できるほど多くは無く、さらに体力も兼ねているので、効率は良いに越したことはない。威力は低いが効率が良い魔法を丁寧に強化していった方が、最終的には強力な魔法が得られた。ただし、魔法は合成すると威力と共に消費MPも増えるので、威力だけをみて強化していくとこれまた効率の悪い魔法となってしまい、後々苦労する羽目になる。なので、補助アイテムのエコの魔石(消費MPを抑える)などを活用して、威力を高めつつも消費MPの上昇を抑えるといった工夫が必要となる。とはいえ、どのように増えるかはやってみないと分からないので、手持ちの魔法を片っ端から試していくことになる。結局、魔法を創るよりも合成の方に遥かに多く時間を割いた。偶に威力だけ増えて消費MPが増えないような組み合わせもあり、その時はすかさず強化。このような組み合わせの法則が分かれば理想的には無尽蔵に威力を強化できるのだが、そう上手くいくようにはできていないであろう。
 作った魔法で役に立ったのは、マップ(地図作成)とヒール(MP回復)の2つ。後は全部拾った魔石から合成して成長させた。私はほとんど直線魔法を主体に力押しで進めていったが、どの性能の魔法を使っていくかは個人差が大きそうなので、他の方のプレイも機会があれば見てみたいものである。ローグライクの経験値が多い方ほど、状況に応じて多様な対処ができるのであろう。

 ローグライクの方は基本は全て押さえてあるといった印象。あかりのレベルと魔法に成長要素があり、やられても特定のアイテムは残せる。また、魔女の集落から一定間隔ながらも到達した階層からの再開が可能となっているので、やられても一からやり直しではないことが精神的な負担をとても少なくしていた。ただし、魔法は成長方向を誤ると後々まで大きく影響するので、ここは慎重にならざるをえなかったが。

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12月12日(月)
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