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雪さんすきすき日記
by 氷室 万寿
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■「PROJECT REPLISER」のこと
とりあえず感想が書ける程度のプレイ内容になったものの、忙しさにかまけて先延ばしになっていた「PROJECT REPLISER」(AQUA FACTORY)の感想を。
人類が多大なる犠牲を支払って構築した量子コンピュータ”Enigma”。それは実世界を完全に情報化し、その技術に未来を委ねることで人類に恒久の平和がもたらされた。しかし、同時にそれは平和を維持するために人類を監視、管理し、人類の発展はそこで停止した。
この事態を予見していた開発者が遺した1つのプログラム。人類の未来を取り戻すため、Enigmaを置き換えるためのものである。
この作品は、Enigmaから人類を解放するプログラムの処理を縦STGに擬えたもので、Enigmaのセキュリティを突破して本体を破壊するのが目的となる。また、超多様プレイスタイルSTGと銘打たれているとおり、自機の武装の多様性が大きな特徴でもある。
自機の武装はカートリッジと呼ばれる攻撃システムがαとβの2種類、そしてガンマウェポンと自機の両側に位置する無敵のビットで構成される。
カートリッジはいわゆるショットで、αとβそれぞれ12種類(!)から選択し、それぞれにメイン武装とサブ武装が設定されている。メイン武装はその名のとおり攻撃の主軸になるが、使用中は移動速度が低下し、エネルギーを消費することから弾数制限もある。サブ武器は、ビットから発射される補助的な攻撃でメイン武装を使用しているときしか発射されないが、エネルギーは消費しない。ここで、一方のカートリッジのメイン武器を使用しているときは、サブ武器はもう一方のカートリッジのものとなる。また、メイン武器はαとβ片方ずつでも、両方一緒(オーバーロード)でも使用可能だが、オーバーロード時にはサブ武器は使用されない。
ガンマウェポンは特殊な効果を持つ武装でこれも12種類から1つ選択。その効果は、ボムや攻撃補佐のような攻撃的なもの、無敵や囮、敵弾反射など防御的なものなど多種多様で、中にはカートリッジのエネルギーを代替するなどこのシステムならではのものも。ガンマウェポンも使用する際にはエネルギーを消費するが、カートリッジとは別に独立してエネルギーゲージが存在する。効果の持続は限定的だが威力は絶大で、このガンマウェポン次第で戦局が大きく左右されるほど重要な武装である。
武装の組み合わせだけでも12^3=1,728通りと膨大な数になり、この中からより効果的な組み合わせを見出して攻略を進めることとなる。
ゲームの展開は、道中を雑魚を撃破しながら進んで面の最後に待ち構えるボス(防御プログラム)を破壊するSTGとして一般的な流れである。しかし、縦STGという体裁をとってはいるものの道中のスクロール方向は上だけではなく左右や斜め、もちろん後ろにも変化する変則的な面構成であり、自機の武装もそれに対応して多方向に攻撃できるものが多い。また、地形も存在し、スクロール方向と合わせた仕掛けや罠も多数備わっている。2面以降はαルートとβルートに分岐し、前の面で使用率の高かったカートリッジのルートが選択される仕組みとなっている。
そして、残機制ではなく時間制となっているのも特徴の1つ。被弾すると時間が20秒減少し、残り時間が0になるとゲームオーバーで、ボスを倒すと300秒追加される。時間短縮の手段としては、ガンマウェポンボタンを長押しすることでブーストがかかりスクロール速度が速くなるのと、敵を破壊したときに近くにある敵弾が時間停止アイテムに変化するのがあり、特にブーストは要所で活用することで大幅な時間短縮を図ることができる。ただし、ガンマウェポンとブーストが同一のボタンを使用することから、ガンマウェポンとブーストは同時には使用できない。
なお、敵を倒したときには、カートリッジの残量に応じてスコアに倍率が掛かる。ボスを構成しているパーツは特に高得点が設定されているので、スコアを狙うときには重要な要素となる。ただし、ただでさえ攻撃の激しいボスのパーツを破壊していくのはそれだけでも一筋縄ではいかないものがあるが。
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02月24日(日)
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