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雪さんすきすき日記
by 氷室 万寿
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■ゲームのこと
 世間的には評判の良いシステムなのだが、どうにも私には合わなかった。よくあれだけランダムな要素を制御できるものだと、感心してしまう。

「超疾走かつどん」
 今年の問題作その4。ノリと勢いだけで作られたような、疾走感溢れるどころか疾走感しかなかった。RPGで敵の攻撃に呆然としたことは幾度となくあったが、出現した敵自体に理解が追いつかなかったのは滅多に無いことである。その勢いにつられて動画化までしてしまった。

「Aurorablast3」
 EASYで3面クリアできず。ここの作品の引退を表明。これをどうやったらクリアできるのか、ぜひとも動画を観たい。

「ミリア戦記」
 発表されたのは6年前だが、「メタルスラッグ」並に動くドット絵の描き込みは今でも全然見劣りせず。高難易度ではあったが、攻略を重ねてノーコンティニュークリアの動画化まで達成。この難易度のアクションを今でも攻略できたことに安堵している。

「2D/NOT 2D」
 2Dと3Dを継ぎ目なく切り替えるシステムの完成度がとても高い。ここに至るまでに相当な試行錯誤があったことが容易に想像できるほど、様々な工夫がなされていた。

「Lily外伝 円環は輪廻を巡る」
 本編よりも格段に難易度が高く、特に属性を重視した調整となっていた。この作品で私のSRPGの経験値が大分高くなった気がする。

「L-FORCE」
 今年の最高傑作の1つ。
 撃ち出したアンカーと自機の法線方向に攻撃判定が出るというとても癖のある攻撃手段なのにボムはなく難易度も高めという、妥協をせずにシステムを貫き通した非常に同人ゲームらしいところが好印象。また、パターン性が極めて高いので、パターンを安定させていく達成感も楽しめた。

「カンブリアソード」
 こちらも古代の生物が題材で、ボス戦主体、敵の攻撃やパワーアップはランダム、通しでプレイすると220分という長丁場と、こちらも我が道を貫き通したところがいかにも同人ゲームではある。が、こちらは難易度についていけずに攻略を断念した。なので、傑作かもしれないが評価はできず。

「HOT PLUG++」
 「HOT PLUG+」でバグ報告をしたら、お礼にスタッフロールに名前を載せてもらえた。滅多に無い機会なので、とても嬉しい。

 今年はプレイした本数が例年よりも多かったせいか、傑作が特に多かったような印象がある。あと、問題作も。
 積みゲーは一旦無くなったので、冬コミで購入した同人ソフトからまた再開となる。
 デジゲー博が開催されたり「魔法の女子高生」がコミケを待たずにSteamで発表されたこともあり、同人ゲームの発表の場面は増えていく一方である。フリーゲームからも傑作の情報は入ってくるし、コミケだけに留まらず様々な方面から今後も同人ゲームを楽しんでいきたい。

12月11日(日)
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