ID:98041
雪さんすきすき日記
by 氷室 万寿
[919578hit]

■続・「天壌のテンペスト」のこと
 楽曲に関しては、ボス戦におけるアレンジが戦闘の演出を受け止めて更に盛り上げる力強いものであることに注目。特に秀逸なのが鈴仙と諏訪子。鈴仙は1面から景気良く勢いのあるアレンジで気持ちも昂ぶり、抜群の掴みである。諏訪子は怒りを体現した荘厳なアレンジで、攻撃や台詞と相まって威圧感が凄いことに。
 「東方緋想天」の楽曲は、ゲーム自体全キャラクリア程度で終わらせてしまったので印象が薄かったのだが、この作品のアレンジのおかげでこれら楽曲の魅力を認識できた。タイトルの天衣無縫の哀愁漂うアレンジは、物語の全容が明らかになった後に聴くと、紫や衣玖達の想いと重なるものがあって染み入るものがある。これもループさせて聴き入るほどのお気に入りの1曲である。

 コンティニュー無しでの通しでクリアしたのだが、スコアに相当する徳点は最終的には各面クリア後の評価徳点の累計が相当するようである。評価徳点は技術点5項目と芸術点5項目の計10項目の評価に応じて徳点が加算されるというもの。技術点はクリア時間、リトライ回数、与ダメージ総量、被ダメージ総量、地脈鎮静率で特に異論は無いのだが、芸術点の方は個人的に割と同意できないものがあったりする。特に、気質掌握成功率は回避を行ったうち気質を掌握できたのが何割かというものだが、通常移動にも回避を使用する面構成になっているのにこの評価はやや納得しがたいものが。というわけで、動画では同意できない芸術点は無視した。
 といっても、徳点とか狙わなくても十分に楽しめる作品ではあるし、これら評価を狙ったらそれはそれで達成感も得られるであろうから、客観的に見れば瑣末なことではある。

 体験版の時点で傑作は間違いなしであると思ってはいたが、完成版をプレイして改めてあらゆる面での完成度の高さに驚くばかり。このような素敵な作品に出会えた喜びは、何物にも代え難いものがある。

11月07日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る