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雪さんすきすき日記
by 氷室 万寿
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■続・「CODE:R〜幻想郷より愛をこめて〜」のこと
操作系から感じたのが、同時進行を非常に重視しているということ。前作ではメニューを開いたりマップ間の移動時には進行がそこで停止したのだが、今作はそれが無くメニューを開いている間にも刻々と時間は過ぎていく。これにより、潜入という状況下における緊張感がより高いものとなっている。また、移動と視点操作、弾丸やグレネード、メニュー(ガジェット)の選択をそれぞれ独立した操作系にしており、複数の操作がいつでも同時に行えるようにしているのも大きな特徴。操作系が3つなのに対して腕は2本しかないため、武器やガジェットの選択の度にWASDやマウスから手を離す煩わしさを感じたのは事実だが、煩わしさの解消よりも同時進行により重きを置いたのは製作者のこだわりなのであろう。それに、その意図を理解すれば武器やガジェットをいかに安全な場所で変更するかを考えるようになるなど、操作からも潜入している雰囲気が演出されるようになり、これはこれで上手い手法であると感じた次第である。
とはいえ、操作系については言いたいことも多い。先ず、折角ホイールクリックを使用しているのにホイール自体には何の操作も充てていないことには疑問を抱かざるを得ない。ホイールに比較的頻繁に操作する弾丸選択を充てるだけでもマウスから手を離す煩わしさは相当減るのではないかと思われる。更に言うと、カーソルと決定(エンター)を除くキーの変更は充実していたのに対し、マウスの変更が一切出来なかったのが残念。ほとんど使用しなかったホイールクリックの視界変更を別の操作(例えばリロード)に充てられれば、左手の負担も抑えられたことであろう。ともあれ、使用するキーが多いので、より柔軟に変更できた方が操作性を向上させるのに有り難いのであった。
不自然な挙動にも悩まされた。壁沿いを走っていると何も無い場所で引っかかったり、弾があさっての方向に飛んでいったり、はしごの上り下りの前に硬直したりと、いずれも隠密行動中には窮地に陥るような症状である。先の操作系については慣れで対処可能だが、こちらは発生条件も一定ではなく対処のしようが無いため、少なからず鬱憤を感じる原因となった。
と、不満点もそれなりにありはするのだが、全体的にはやはりスニーキングアクションを存分に堪能できた内容で満足している。1ヶ月に渡る攻略期間と、その成果である動画がその証とも言えよう。物語も数々の伏線をしっかりと回収してきれいに纏まっており、とても気持ちの良い結末であった。
ついでに、この作品でWASD操作を鍛えられたのも有り難いことである。
しかし、この組織は戦車やら潜水艦やら所持していて、凄い規模である。霊夢に阻止されなければ、アウターヘブンやザンジバーランドの再来も夢ではなかっただろうに。
02月24日(月)
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