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窓のそと(Diary by 久野那美)
by 久野那美
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■隣の部屋
うちの近所の図書館はとても小さいかわりにいろんなジャンルの本が少しずつあるので、最近、端から適当に読んでいる。
今週は<経営>とか<家庭>とか<生物>とかの棚の本を読んでいる。

さして広くないうちの中をあっちこっちの部屋を移動しながら読んでいる。
その結果。「節約の裏技!」関連の本に必ず書いてある、
「誰もいない部屋に電気がついてるのは無駄です。消しましょう。」
という標語に猛烈に違反することになる。

「こまめに消す」ということがとうていできない性格のせいもあるし
不規則に移動するので私のうちの電気はとても「無駄に」使われていることが多い。
資源の節減には協力したいと思うし、電気代は安いに越したことはないし・・
だからすごく間違ってるのだということはわかる。
反省、してるんだけど・・・・・。

誰もいない部屋に電気がついてると嬉しい。
ので、ついつい「つけっぱなし」にしてしまう。
電気代のためにも、資源のためにも間違ってるのは分かってるんだけど・・。

部屋が余るほど大きな家にすんでる訳ではないので、「今誰もいない部屋」というのは
だいたい「今から行く部屋」だったりする。
そこに電気がついてるとちょっと嬉しい。
私の居る部屋から誰もいない部屋がすっかり見通せるというのもちょっと嬉しい。
というか、かなり、嬉しい。

使わない電気を消す、とかいうのは裏技とかいう以前に常識なのだと思うし、
マナーなのだとも思うんだけどなかなか修正できない。
今もついてたりする。隣の部屋の電気。
こんなところで告白してもしょうがないんだけど・・・。
09月19日(木)
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