ID:94789
きゅっ。
by きゅっ。
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■SERENADE
午前中にマルク(骨髄穿刺)やって、第二クールの治療効果を確認したわけだけど、またもやペケ。

いったい、俺の病魔の強いことといったら、致死量を超える毒でも死滅しないのかもしれない。ある意味凄い。

治療効果といい、骨髄バンクといい、いいことねえなあ。

臍帯血移植黎明期の5年前だったら、ここで可能性がゼロになった。あとは死ぬのを待つだけの状態だった。

今は、まだ、ほんのちょっとだけだけど、可能性はある。臍帯血移植の成績を、病気のことを知らない普通の人が聞いたら、腰を抜かすだろうけど。

(ぁ。そうそう。これ読んだからといって、トンチンカンな励ましはノーサンキュー(笑))

それくらい、俺自身は強い。今だったら、誰にも負けないくらい、精神鍛えられている。

俺がいなくなったことで悲しんでくれる人のことを想像して涙を流すことはあっても、自分の運命はぜんぜん泣ける対象にならない。

可能性が低いなんてことは、ずっと前から知っていた。それだけに、普段から結構気をつけて生活してきたつもりだった。

入院した時点で持ち点がガバっと減らされてしまった。回復を試みた3カ月はただ時間が経過しただけに終わった。持ち点は、大幅に減った。

日に日に狭められていく可能性を、どこまでも信じようなんて思っていない。

運命に従うだけ。

もう望みなんて持たないようにしよう。

今があるだけ、儲けもの。

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09月28日(金)
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