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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ 【たま絵】でざいんおしよう
昨日は育成室(学童保育)の面談。
「楽しそうに行ってるので、とくに心配していることはありません」と、わたし。
たまは、「すすんで、たくさんお手伝いしてくれる」子らしい。
「きれい好きで、おやつの後にほうきで掃いている」らしい。
家で見ているわが子とは違う顔。
へええ、そうなんですね。
でも、たしかに、うちではいちばんお掃除してくれていますね。
なにせ、わたしがやらないもので。
そして、「たまえちゃんは、絵が本当に好きですね」と先生。
それは、うちで見ているわが子と同じ。
本当に絵が好き。
時間があれば、紙に向かって、せっせと鉛筆を走らせる。
そして、時間を忘れてる。
何冊もの大学ノートに分けて描かれた作品たち。

「でざいんおしよう」
正しくは、
「でざいんをしよう」
たまは最近「《お》なの? 《うぉ》なの?」と区別するようになったけれど、やっぱりごっちゃになってる。
でも、デザインなんて言葉をいっちょ前に使って、呼びかけてる。
「おでかけりぼん」を着けた女の子の名前は「りぼんちゃん」。
ハートいっぱいの「ハートちゃん」と「おんぷちゃん」。

「おはなちゃん」のページには「いろぬりえ100えん」とある。
ぬりえごっこに使った様子。

たまの描く女の子は、みんな足をしっかり地面につけて、胸を張ってる感じ。
そんな女の子を描くたまは、今の自分を好きなのかな、と思う。
「なまえ たまえ」の自画像には「100てん」とある。

大好きなケーキもいっぱい。

育成室では創作時間をたっぷり取れるらしく、びっしり細かく描き込んだ大作を描いてくる。

男の子と女の子も描き分けられるようになってきた。
男の子はちょっと憤慨している(「それわまちがえ けっこんしません」とあるので、ドタキャンされてご立腹なのかも)ように見えるけれど、女の子は、みんな幸せそうで、いいね。
本人に負けず劣らず、おしゃべりでおしゃまな、たまの絵。
わたしも、心の向くままに「でざいんおしよう」。
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06月14日(金)
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