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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ もつ鍋と喫茶店のケーキ
福岡から新鮮な「もつ」が5キロ届いて、送り主ゆかりの東京人たちがわが家に集まって食すことになった。
もつがわが家の食卓に上ったことはなく、下ごしらえもどうしていいものやら。客人が集まったときには、まだ凍ったままだった塊を、まずは流水でゆるめ、ぐつぐつ沸騰したお湯でゆでて脂をどけると、半分ぐらいの量になった。
鮮度がうかがえる、きれいなもつ。

もつ鍋の具は、豆腐、ねぎ、ごぼう、小松菜。だしは、S氏が持ってきた醤油のヤマキのもの。これにUさんが持ってきたゆず胡椒を合わせると、絶品!

椒房庵の味噌だれで土手焼き風にしたらおいしいのではと思い、こんにゃくと合わせて煮てみると、これまた絶品。他に小豆島のオリーブ塩漬け、ダンナ母が拾ってくれた銀杏(茶封筒に入れて電子レンジでチン)、近所の肉屋のローストビーフ、根菜の胡麻サラダ、Uさんが持ってきてくれた浅漬け。合間にゆば丼。締めにうどん。

よく食べ、よくしゃべり、あっという間に終電を気にする時間に。デザートはO君が用意。「それが、実は、アトレが工事中で……」。あてにしていたケーキ屋で買えず、駅の近くのイタリア料理店で「ここのケーキをテイクアウトできますか?」と聞いたところ「できますけど、わたしのおすすめは、近くの喫茶店のケーキです」とすすめられた喫茶店で買ってきたとのこと。
見た目は素朴だけど、丁寧に作られた感じがするケーキ。「ここの、おいしいよ」と褒めると、「ホントですか?良かったあ」とO君はほっとした顔。「おいしかったよってそのイタリアンのお店の女の子にお礼言ったら? どこに出会いが転がってるかわかんないよ」と彼女募集中のO君にけしかけながら、別腹にチーズケーキを納めた。
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01月26日(木)
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