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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ 朝ドラ「てっぱん」の次はNHKよる☆ドラ「ビターシュガー」
今日情報解禁になったNHKドラマ「ビターシュガー」脚本を書いてます。10月から始まる新枠「よる☆ドラ」(火曜日の「ドラマ10」の後)の第一弾。朝ドラの次のドラマの仕事は、よる☆ドラ、ということで。
脚本協力で参加した朝ドラ「つばさ」の後藤高久チーフプロデューサーに声をかけてもらい、企画が通って実現。演出は「つばさの」西谷真一チーフディレクターが1〜5話と最終話を担当。6〜9話を担当する土井祥平さんとは初顔合わせ。
「つばさ」といえば、小料理屋「こえど」の女将、麻子さんを艶っぽく演じた井上和香さんが、魔性の女・辻房恵役で出演。原作でもくせのある役を、ドラマではさらにエピソードを膨らませたツジフサエの女っぷりにご注目。
二十年以上の友情で結ばれた市子、奈津、まりを演じるのは、りょうさん、鈴木砂羽さん、和久井映見さん。これまた楽しみな三人組が誕生。さらに、原作でもいい味出してるゲイの三宅ちゃんを演じるのは豊原功補さん。三人+三宅ちゃんの四人が繰り広げる女子トークは、書いていてとても楽しく、五人目に加わりたい!という気持ちに。
そんな風にドラマを観ている人にも感じて、楽しんでもらえたら……と思いながら、ただ今、最終話あたりを書いているところ。
原作は、大島真寿美さんの『虹色天気雨』と『ビターシュガー』。ヴィヴァルディの楽譜の謎に迫る最新作の『ピエタ』も大注目、書店員さんにファン多しという作家さん。ドラマ「ビターシュガー」原作で出会うのは、よいチャンスかも。『虹色天気雨』は、文庫も出てます。

とにかく吸い込まれるようにすーっと読めてしまう、飲みやすい水のような不思議な文体。それでいて行間の使い方が絶妙で、すべてを語らないけれど、ちゃんと伝わるのが心憎い、うまい。この文体の魅力を「映像」でどう伝えようか、そこにいちばん頭を悩ませました。
さて、どうなったか。放送でお確かめくださいませ。10月18日(火)奇しくも思い出深い「冷凍食品の日」、22時55分から。脚本家を目指している方は、原作2冊を30分×10回にどう再構成したかに注目して見ると、構成やエピソード開発の勉強になると思います。
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posted at 22:25:50
@akaifusen 読みましたよ!QT ブログをば更新。しかしあまりにもどーでもい内容。すんません。d.hatena.ne.jp/redballoon/201…
posted at 18:05:03
たま語bot @tamago_bot822 のアイコンは小豆島の近くの豊島(てしま)の島キッチンで苺ジャムを作っているところです。日記→ http://t.co/UepzUmS @toshiyounggreen @y_kurokuro @p_mit
posted at 18:00:38
@okonomisakulove 「ビターシュガー」は「てっぱん」とはまた違う形だけど普遍的な人と人の「つながり」を描くお話です。どうぞお楽しみに。
posted at 12:04:28
@guriyanworst 小さな子がステージで堂々とマイクでしゃべっているのを一緒に観たので、その子に憧れている様子です。「自立した先輩」に見えているのでしょうね。QT そういうステージは母親のオマケ的な存在だったと思ってたのかもしれませんね。で、母親の力を借りなくても…
posted at 11:40:28
@bassmanof40 Pは後藤さん、Dは西谷さん、こえどの女将だった井上和香さんが魔性の女で出演です。
posted at 10:43:11
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08月08日(月)
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