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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ 「東京青空カフェ」めぐり
先日、たまよりちょっと上とちょっと下の二人の女の子がいる一家とお昼をすることになった。吉祥寺で落ち合い、案内されたのがカフェ・ドゥ・リエーブル (cafe du lievre)うさぎ館 というガレット屋さん。お店の名前からして絵本に出て来そうなメルヘンのにおい。アンティークとおぼしきテーブルと椅子。パリジェンヌな雰囲気に浸りつつシードルとガレット(そば粉を使わないものもある)を味わった。
「この本を見て、目をつけてたの」と二児の母のイヅミ嬢が見せてくれたのが、東京青空カフェというムック。「空カフェ、庭カフェ、水辺カフェ…。東京ウォーカーが選んだ最新“気持ちいい”カフェ全123軒」と副題がついている。わたしもHanakoのカフェ特集を買ったよと言うと、それも買ったとイヅミ嬢。「どっちもamazonで買ったわ」。
わかるわかる。子育て中はなかなか本屋に行けないから、カフェ本だって通販で買う。けれど、本屋に行けないってことはカフェにだって行けないわけで、子連れで会うときが、目をつけていたお店に行くチャンスになる。
ちょっと見せてと他のページも熟読。知っている店が紹介されていると、うれしかったり懐かしかったり。ほとんどは知らない店で、あの街にこんな店があったんだと驚いたり、近所だから行ってみようと名前を心にメモしたり。
池袋にあるCafé ZOZOÏもそのひとつで、出番は思いがけなく早くやってきた。
『ジェニファ 涙石の恋』で今井雅子ファンになり、mixiに今井雅子コミュを作ってくださったナルセさんと、昨年の『ぼくとママの黄色い自転車』公開日ぶりに会うことになり、わたしが池袋小劇場で芝居を観る前に池袋でとなった。小さな店に小さなテーブル。木のあったかみが満ちた空間。二階が庭カフェになっているらしいが、この日は刺繍教室が開かれていて、行けなかった。
ランチのキッシュはパイ生地ではなく玄米生地。

ランチドリンクのカフェラテのおともに、バナナとキャラメリゼしたくるみのタルト。

お茶する時間が何より好きだけど、子育てしながら家にこもって書く生活をしていると、カフェから遠ざかってしまう。だからこそ、ひさしぶりのカフェが楽しくてたまらない。
カフェを舞台にした掌編の仕事なんて来ないかな。そうしたら、ストーリーハンティングでお店に行って雰囲気とおいしいものを味わえるのだけど。
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志茂田景樹 @kagekineko さんが「よい子に読み聞かせ隊」の隊長をされている!と知る。どんな本をどんな風に読まれるのか興味津々。ずいぶん前にテレビで見た、寝る前の思いつきを録音される姿が印象的だった。
posted at 23:57:53
【たま語】「ポスターごっこしようよ」と提案。ポスターごっこって何するの?と聞くと「ゆうびんでーすってやるの」。それはポスト。ポスターのほうがなじみがあるのか。
posted at 21:36:57
【たま語】「てっぱんのばあば、どうしてなみだでてたの?」と聞くので、娘さんが死んじゃったのよと説明。「たまちゃんはパパもママもいきてるね」。そうだねと言うと「パパとママはどんなふうにいきてるの?」と不思議な質問。どんな風に生きてるように見える?と質問し返したら「どうどうと」。
posted at 21:10:10
【たま語】夕飯の後に果物。たまちゃんはぶどう組さんだからぶどうを食べてくださーいとパパに言われて「なんで?」と噛みつく。「たまちゃん、そのためだけにいきてるとおもってんの?」。ぶどうをすすめただけなのに…。
posted at 21:05:25
【たま語】わたしの皿に醤油をつぎながら「たまちゃんって、やさしいでしょ」。うん優しいねと同意すると「こんなたまちゃん、もういっかい、うんでみたい?」。究極の自己肯定。世界の中心で生きております。
posted at 20:53:35
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09月29日(水)
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