ID:93827
脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
[786175hit]
■ 情熱大陸×ブックデザイナー名久井直子
「名久井さん、情熱大陸に追いかけられているらしいよ」とあちこちの共通の知人から聞いていたのだけど、広告会社時代の同僚で、わたしが会社を辞める前に机を並べて仕事していた名久井直子さんが今夜の情熱大陸に登場。装幀家ではなく「ブックデザイナー」として紹介され、その仕事ぶりを見ることができた。
わたしが会社を辞めた2005年、名久井も会社を辞めて、フリーになっている。会社でアートディレクターをやっていた頃から「やりたいこと」「やりたくないこと」のこだわりはしっかりはっきり持っていた印象があるけれど、5年ぶりに見せてもらう仕事ぶりは、それがいっそうくっきりした感があった。あいかわらずのやわらかな物言いに宿る確かな意志。色の出方が原画と違う色校正を前に「しっかり原画と見つめ合っていただきたい」と伝える。
自分の仕事への思い入れの深さにも打たれた。装幀を手がける本はわが子のようなもの。世の中に旅立つわが子に「持たせられるものは持たせたいじゃないですか」と語る姿は母のよう。作家たちがぜひ彼女に装幀をと訴えるのもうなずける。名久井に装幀される本も著者も幸せだと思う。


今井雅子との仕事では、写真集『犬と私の10の約束』(写真:秋元良平 訳:川口晴/今井雅子/澤本嘉光)とエッセイを寄稿したミヤケマイ作品集第2弾『ココでないドコか-forget me not-』の装幀が名久井の仕事。絵師ミヤケマイは共通の友人で、彼女が情熱大陸に登場する日も近いと思う。
さらに、エッセイ「出張いまいまさこカフェ」を連載している池袋シネマ振興会のフリーペーパーbukuのアート・ディレクションも名久井で、bukuにわたしを紹介してくれたのも彼女だった。発行したての最新号を見てもおわかりいただけるように、すっきりしているのに引力があるデザインにセンスがキラリ。そんなわけで3か月に一度発行のbukuでは間接的につながっているのだけど、いつか名久井直子装幀の本を出す、を夢リストに加えてみる。
自分の表現したいものに対して、ぶれない姿勢。それを形にするために努力を惜しまないこと。好きなことを仕事にしている目の輝き。彼女が持っているものを、わたしも持っていたいなとテレビの前で思わず正座した。
と、元気と刺激をもらったところで、今井雅子が脚本に参加している朝ドラ「てっぱん」いよいよ明日放送開始。
9/27スタート!連続テレビ小説「てっぱん」(月)〜(土)放送
【放 送】総合・デジタル総合 8:00〜8:15
デジタル衛星ハイビジョン 7:30〜7:45
衛星第2 7:45〜8:00
【再放送】総合・デジタル総合 12:45〜13:00
衛星第2 19:30〜19:45
(土)9:30〜11:00(一週間分)
>>>今日の日記をTweetする
今日のtwitterより(下から上に時間が流れます)
>>>もっと読む
@m_iwa 装幀の世界の奥深さものぞけて、ワクワクしました。
posted at 23:53:54
情熱大陸、名久井直子さん。ブックデザインの仕事。
posted at 23:36:54
@cmamshon @hustlekhan ありがとうございます。303人になってますね。「てっぱん」盛り上げてくださいませ♪ http://j.mp/9qUnxp #teppan
posted at 23:22:54
@Shiracchan 「てっぱん」予約録画ありがとうございます〜。
posted at 22:40:55
今夜の「情熱大陸」は23:25から装幀家の名久井直子さん。広告会社時代に隣の席で働いていて誕生日も隣の日。新聞の見出しは「見た目だけで売れる本を作り出す女の魔法」。 http://j.mp/bHJzqb
posted at 22:40:20
mixi「てっぱん」コミュ、あと5人で300人。 http://j.mp/9qUnxp #teppan
posted at 20:57:52
[5]続きを読む
09月26日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る