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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ 「ゲゲゲの女房」が終わって次は「てっぱん」
「ゲゲゲの女房」が終わってしまった。数回見逃したのを除いて、ほぼ毎回観ていたので、明日から会えなくなるんだなと淋しい。朝ドラが終わるたびにその淋しさは感じるのだけど、ゲゲゲはとくに思い入れのある人物がたくさんいたので、お別れが辛い。

女房として、母として、娘として、物書きとして、共感できるところが多く、うなずきながら観ていた。体を捻って原稿に向かう茂さんを観ていると、背筋が伸び、泣きそうになった。毎日15分の中で精一杯生きているあの人たちは、15分の外でもまっすぐ、けなげに生きているんだろうなと思わせた。実在の人物がモデルだからというだけではなく、ドラマを作り上げた人たちの本気が見せてくれた本物なのだと思う。

今井雅子の映画脚本デビュー作『パコダテ人』に出演した役者さんがなぜか多かったのも、贔屓の理由のひとつ。函館スクープ編集長の木下ほうかさんが少女漫画の編集さん、調査団団長の田中要次さんが不動産屋の内崎さん、日野ひかるの父のまもる父ちゃんの徳井優さんが質屋の亀田さん、函館市役所勤めの馬渕英俚可さんが編集者の戊井さんの妻の早苗さん。

そして、朝ドラ「つばさ」スピンオフ「好きと言えなくて 中年編(仮)」でマドンナ詩織さんを演じた中島ひろ子さんがこみち書房に乗り込んで来る子どもを守る会の大竹日出子さん。

他にも個人的に注目している役者さんがたくさん出ていて、楽しかった。

最終回にお葬式というところが、ゲゲゲらしかったと思う。生ききって旅立った人生と、ドラマが重なる。主題歌の題名の通り、「ありがとう」の気持ちで見届けた。彼岸花の赤が印象に残った。

と、一朝ドラファンとして余韻に浸っていて、ラスト五秒の「てっぱん」予告で現実に引き戻された。

そう、来週月曜からは今井雅子が脚本に参加している「てっぱん」。いよいよ始まります。ゲゲゲファンの方も引き続き、ぜひ。
9/27スタート!連続テレビ小説「てっぱん」(月)〜(土)放送
【放 送】総合・デジタル総合 8:00〜8:15
     デジタル衛星ハイビジョン 7:30〜7:45
     衛星第2 7:45〜8:00
【再放送】総合・デジタル総合 12:45〜13:00
     衛星第2 19:30〜19:45
     (土)9:30〜11:00(一週間分)

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@mochiyume 宇野さんは「つばさ」を褒めてくださっていた方ですよね。同様のご心配、よく聞きますが、ゲゲゲともつばさとも違う「てっぱんワールド」、まずは見ていただきたいです。ぜひ第1話から。マスコミ試写の反応もとても良かったです。
posted at 19:35:15


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09月25日(土)
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