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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ 紙がおもちゃ、たま3歳9か月。
明日わたしの高校時代の友人が訪ねて来てくれるので、今日は原稿書きの傍ら大掃除。今日で3歳9か月のたまは、昨日帽子をかぶらずに炎天下で遊んだせいかバテ気味で、わたしの後をくっついて家で過ごす。
この一か月でさらに背が伸び、つま先立ちすると、マンションのエレベーターの呼び出しボタンに手が届くようになった。今朝ダンナが興奮して語ったところによると「右と左がわかってる!」らしい。早速「右手上げて、左手下げる」と旗上げゲームをさせてみると、「上げると下げるはよくわかっていない」ことが判明した。
お気に入りの絵本は『ちか100かいだてのいえ』、お気に入りの子守話は「東京タワー、大阪へ行く」。
手先はいちだんと器用になり、わたしのデジカメで勝手に写真を取り溜めている。今日デジカメを開くと、昨日の日付でぬいぐるみのリアラックマを接写したものが残っていた。子ども目線を感じさせるアングル。対象への愛も伝わってくる。
うーむ、うちの子には芸術家の素質があるのかも……と思ってしまうわたしは、親バカの素質あり。素質じゃなくて、そのものか。
芸術といえば、このところのたまのおもちゃは、紙。お絵描きしたり、折り紙したり、紙があれば機嫌良く遊んでくれる。ダンボール、お菓子の空き箱、出番を終えたカレンダー、画材には事欠かない。「なんか、かくぅ」とせがまれて紙とペンを渡せば、ペンを握り、一心に紙に向かう。小さな丸をいくつも描いたり、わたしが輪郭を描いたチューリップの色を塗ったり。ペンを持ったときの集中力はわたし譲りなのかなと思う。
保育園でも毎日のようにお絵描きや工作をさせてもらっているので、どんどん腕を上げている。ハサミや糊の扱い方も教わってきて、いつの間にか上手に扱っている。紙のすみっこだけに糊を塗って張り合わせるのを見て、器用だなとダンナが感心していた。
何かを創造するいちばんのごほうびは、分かち合えることだと思う。自分の手がけたものが人を喜ばせる、その手応えが次の作品に向かう意欲をかきたてる。「ママ、できたよ」「ママ、かいたよ」と見せられたとき、生返事ではなくちゃんと作品を見て、感想を伝えたい。
わたしが子どもだったとき、わたしの作り出したものを面白がってくれた親や先生がいて、今、わたしは紙にペンを走らせることを仕事にしている。
今日のtwitterより(下から上に時間が流れます)
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じいじやパパのチューはイヤがるけど、ママはOKというところにささやかな優越感を覚えたりして。RT @crazy_camel @masakoimai うちの8歳のボウズもいっしょです。ママには無限のChu−☆だけど。
posted at 21:18:34
今井雅子日記37万アクセス。また更新が滞ってますが…。 http://bit.ly/8L7Ong
posted at 13:59:28
【たま語】じいじにおやすみのチューをリクエストされて「さっきもしたじゃない」。保育園へ送りに行くときも園の玄関で唇を突き出すじいじの姿は注目の的。たまは人目を気にして投げキッス。
posted at 13:57:46
05月22日(土)
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