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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ たま画伯のヘタウマ風似顔絵
最近寝る前に今日の良かった出来事を思い出そうとしても、3つそろえるのが難しいぐらい、パソコンの前を動かない生活をしている。せめて両手、いや片手の指から選べるほどの心動かされる出来事があってほしい。脚本を花だとすると、それを育む土が豊かでないと、と反省したりする。
気晴らしを兼ねて、一日一度は外に出て歩くことを心がけ、今日は一時間ほど家の近くを散歩した。歩いている間も頭の片隅には書きかけの脚本のことがあるのだけど、外の空気を体に通すと、思考の風通しも良くなる気がする。
歩きながら、たまを見てくれているダンナの実家に電話すると、「今、たまちゃんとお絵描きしているのよ」と言うダンナ母の声が弾んでいて、ほっとする。電話を代わったたまは、「じいじのえをかいたよ。かみのけ、すくなくしといたよ」と元気いっぱいの声。
その絵とともに、夕方、たまが帰宅。
たしかに、じいじは、じいじらしい髪の量だった。
じいじよりふさふさなのは、保育園で同じクラスのリオ君。たまはリオ君が大好きで「リオくん、さいこう」が口癖。
じゃがいもみたいな絵は、「これは、たまちゃん」。
白目の中に黒目を入れて、鼻も口も眉毛もついて、ずいぶん表情豊かな顔を描けるようになっていることに驚く。いつの間に、こんなにうまくなっていたの。イラストレーターが描くヘタウマタッチの絵みたい、と親バカになってダンナと眺めた。
この3つの絵が、今日あった3つの良かった出来事。
05月09日(日)
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