ID:93827
脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
[786447hit]
■ 「ひな祭り」はしなかったけど毎日が「たま祭り」
今日は桃の節句、雛祭り。雛祭りで連想するのが、いまいまさこの名前で書いた青春広告小説『ブレーン・ストーミング・ティーン』に登場する三人娘の一人、小林雛子。彼女の個人サイトが『雛祭り』で、本の感想を集めた『雛たぼっこ』や雛子語を紹介する『雛ん訓練』というコーナーがあるという設定。今だったら、「ひなまつり」「ひなたぼっこ」と平仮名にしたはずだし、避難訓練の駄洒落は厳しいので落としただろうし、「雛子」ではなく「陽菜子」とか「日奈子」という字をあてたと思うけれど、2004年春のわたしの感覚では「雛」オンパレードの雛祭りになっている。
雛子は単発ドラマ『ブレスト〜女子高生、10億円の賭け!』では佐津川愛美ちゃんが演じてくれ、主演の山口摩湖は多部未華子ちゃん、三人娘のもう一人、佐々木操は『子ぎつねヘレン』で美鈴役だった小林涼子ちゃん。この作品をぜひDVDに!という動きがあり、現在424票のリクエストあり。あなたの投票で風を起こしてやってください。
雛祭りということは微かに意識していて、余裕があればちらし寿司でも作ろうかと思っていたのだけど、原稿に追われているうちに保育園へ迎えに行く時間に。いつもの晩ご飯で、ひし餅も三色団子もなし。そのかわり保育園では給食にちらし寿司といちごのケーキが出て、折り紙でお内裏様とお雛様も作った。節分には鬼のお面も作った。親の手が回らない季節感の面倒まで見てもらっている。
折り紙の折り方、描き入れる顔の筆致に一人ひとりの個性が出ている。たまは普段は乱暴にお絵描きしている印象があるけれど、お内裏様とお雛様はなかなか丁寧な仕上がり。お内裏様の顔がわたしの父に似ていて「おおさかじいじ」と名づけた。
同じ作品でもたまがカメラを構えると、まったく違ったものに見える。
ダンナの実家では去年に続いて雛人形を出さなかった。出し入れが大変なので億劫になっているのだろうから、わたしたちがやりますよと言えば良かったなと終わってから思う。毎年雛祭りの頃は仕事と確定申告が重なって、一年でいちばん余裕のないことになっている。
雛祭り、来年は、何かしようね。
このところ、ツイッターでは、わが雛である娘のたまの発する【たま語】への反響が日に日にふえている。いまいまさこカフェ内のたま語ページで発表しているときは、同じくらいの子どものいる人からぽつりぽつりと反応がある程度だったのに、ツイッターでつぶやくようになってからは、(パソコンを)打てば響くという感じ。子どもの言葉自体がつぶやきなので、ツイッターとの相性がいいのだろうな。
今日のtwitterより(下から上に時間が流れます)
>>>もっと読む
【たま語】折り紙で作ったひな人形をデジカメでパシャパシャ。ピンぼけになっている一枚を確認して、これはイマイチだねえとわたしが言うと、「じゃあ、どれはイマイチじゃないの?」。相当な負けず嫌い。
posted at 22:01:19
【たま語】浅田真央の会見をテレビで観て、「あさだまおのなみだは?」と言った後に「あさだまおのちは?」。涙と血はセットなのか、これもドラキュラ熱ゆえなのか。
posted at 21:58:33
【たま語】小栗旬の写真を見て「このひと、だあれ?」。その人、どう思う?と聞いたら「パパのほうがいい」。パパは喜ぶけど審美眼が心配。
posted at 21:37:16
【たま語】わたしが口にした違和感という言葉をつかまえて、「いわかんって、なあに?」。ちょっと違うなって感じのことよ。「じゃあ、ちょっとうれしいかんじはなあに?」と聞かれて答えに詰まっていると、「ちゅうごくかんかなあ」。中国感=餃子や肉まんを食べる幸せ!?
posted at 21:36:16
【たま語】大好物の551の豚まんにかぶりついて、「たまちゃんのぶたまんのかわに、たまちゃんのだいすきなおにくがはいってないよ!!」とパニック。落ち着け落ち着け、肉は皮の先にある!
posted at 19:06:47
[5]続きを読む
03月03日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る