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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ 「珈琲の店 無垢」で始まり、盛り上がり。
こもり仕事がほぼ一週間続き、雲間に射す光のごとく仕事の切れ目がちょこっとできたので、時間ができたらと言われていた打ち合わせを入れる。

近々、インディーズ系のプロデューサーさんたちを前に脚本家の立場からお話をさせていただくことになっていて、声をかけてくださったプロデューサーの戸山剛さんと打ち合わせ。戸山さんとは、『風の絨毯』で1億5千万を集めて主婦からプロデューサーになった魔女田さんこと益田祐美子さんつながりで知り合った。スキップシティ国際Dシネマ映画祭のコンペ部門審査員を務めたのも戸山さんの紹介で、映画祭のパーティのときに再会している。

というわけで、今日で会うのは3度目。戸山さんはパワーアップした益田さんが3億あまりを集めて実現させた劇場版『築城せよ!』にも関わっているので、まずは「出たばかりの月刊シナリオの座談会で、今井が築城の話をしてますよ」と話す。大手配給をつけずに半年のロングランを果たしたあの映画は去年の日本映画の収穫でした、というところから、これからの日本映画はどう作っていくべきか、と話は展開。

脚本を開発しても企画がボツになると脚本家にギャラが支払われない例も多く、どうしても開発がラクで集客が担保されている原作物に走ってしまう傾向があるのが現状。フランスなどでは政府が文化事業として脚本開発に助成金を出したりしているとのこと。映画を文化として守り育てていこうという意識が残念ながら今の日本は薄い。このままだと、当てればそれでよしの消耗品になってしまうという危惧が脚本家にもプロデューサーにもある。

そんな話を今度の講義でできたらいいですねと雑談が方向性の打ち合わせとなった。

打ち合わせで入ったのは「珈琲の店 無垢」という名前のお店。とても落ち着いていて趣のあるいい店だったので、帰ってからtwitterでつぶやいたら、「近所にできた店で、気になっていました」と返信をくれた人がいて、「早速今日の夕方行ってみます」と言う。

返信の内容からして同じ店だとお互い思い込んでいたのだけど、その方のお店からの実況つぶやきを見ると、駅からの距離やメニューがどうも違う。写真に目を凝らしてみたが、店内の雰囲気も違う気がする。珈琲の写真が続いて投稿され、わたしの行った「無垢」は白いカップは置いてなかったので、やはり違うと確信。調べてみると、中野の野方にも同じ名前の珈琲の店があり、こちらもいい雰囲気だった。

互いの勘違いに驚き、苦笑し、名前が同じだとお店も似るのかしらんと思ったり、待ち合わせしてたら会えなかったなと想像して可笑しくなる。東京に「無垢」という名のいいお店が二つあることを発見できた。なさそうで2軒もある、なのか、ありそうで2軒しかない、なのか。もう一軒、乃木坂には「無垢」という名のカフェバーがあり、これまたネット上での評価はかなり高い。

店に「無垢」という名前をつける人は、それなりのこだわりを持っていそうな気はする。

今日のtwitter(下から上に時間が流れます)
>>>twilogで読む

@nowluck @tama0930 @cmamshon 551の輪〜。#551horai もありますね。そして @551horai はあいかわらずツイート非公開。
posted at 22:13:06

読んでたら頭の中が551だらけに…RT @cmamshon なんて幸せな! RT @nowluck 帰り道に売り場があって花金は吸い込まれますw RT @cmamshon 551!食べたい〜!もしかして常備??? RT @nowluck 夕飯前なのに、誘惑に負けて551豚まんナウ
posted at 22:01:01

娘と遊びつつ、CDで三遊亭金馬「堪忍袋」「一目上り」「雑俳」「古語と念佛」。この人、味があって好きだなあ。 #rakugo
posted at 21:52:20

そして乃木坂には「無垢」と言う名のカフェバーが。http://bit.ly/c3BkX8 RT @mane_neko: @masakoimai 野方の「無垢」から帰宅しました。東京にカフェは数多くあれど、まさか「無垢」という名のカフェが2軒もあるとは思いもしませんでしたw
posted at 20:42:45

志ん生の「寝床」聴きながら娘と二人でカレー。 #rakugo
posted at 19:55:53


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02月05日(金)
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