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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ あの頃の2倍+α生きて子連れ脳トレ同窓会
娘のたまを連れて、高校時代の留学仲間の同窓会へ。レーガン大統領と中曽根首相のロン・ヤス外交のノリから生まれた交換留学プログラムの3期生。アメリカの50州から2名ずつが夏休み期間を利用して日本へ短期留学し、代わりに日本の47都道府県から1名ずつが一年間アメリカに送り込まれるというもので、日米高校生招聘計画のような難しい名前がついていたけれど、通称は「府県交流」という。

全米の各ホストファミリーのところへ散り散りになる前の一週間ほどの研修を一緒に過ごしただけの仲なのだけど、留学期間中も文通で励まし合ったり(当時はメールなどなかったので、手紙が行き来。自らを戒めて英語でしたためていた)、近いところに送り込まれた人同士は交流していたり。帰国後も一年に一度ぐらいのペースで同窓会を開いていたのだけど、それが数年に一度になっていき、少人数だけの集まりはちょこちょこ開かれていたものの同窓会と銘打って声をかけるのはずいぶんひさしぶりになる。

最後に集まったのはいつだか思い出せないけれど、5年は経っている。今日の会場となった阿佐ヶ谷のビストロ・ラ・シュクレでは以前にも同窓会をしたことがあるけれど、日記を検索してもヒットしない。ということは、10年以上前かもしれない。

留学していたのが1986年から87年で、当時17歳ぐらいだったのが、その2倍+αの年齢になっているのだから、連絡を取り合っているだけでもすごいことだと思う。とはいえ顔を出すメンバーはたいてい決まっているので、今日集まった10名で残りの37名を思い出そうとすると、10人の記憶を寄せ集めても、なかなか顔や名前が出て来ない。北から順にと都道府県ごとに確認していく作業で、日本地図そのものが頭から抜け落ちていることにも気づく。

「これは脳トレだね」と苦笑しながら、47都道府県をたどったが、名前も顔も思い出せなかった人が数名残った。記憶発掘に成功した人も、最新情報が10年前のものだったりする。Googleで引いたら出てくるかもねなどと話した。青森代表だった子は去年「つばさ」を観ていてわたしの名前を見つけ、連絡をくれた。そんな風にどこかでひょっこり懐かしい名前に再会することもあるかもしれない。

年末にGraziaの編集者とわたしをつないでくれた山口代表で美容ライターをやっている前田美保とも再会。「みんな変わってへんわ」と美容のプロに言ってもらえて、一同ほっとする。おせじを差し引いても、流れた月日ほどは年を取ってないように思えるのは、好奇心という若返り薬を常備しているせいかもしれない。

そして、性格も、20年やそこらで変わるものではないことを再確認。だから、何年経っても、何年ぶりでも、互いの顔を見ると、一瞬で出会った頃に戻ってしまう。

今日のtwitter

@hiroshi_yok 1:59現在まだ生きてます。いまいカフェには「つばさ」ファンの方が来店。RT @hiroshi_yok Flash多用されてるので保存できないです(^_^; RT @masakoimai 「つばさ」公式サイト http://bit.ly/24Z0jl
2:02 AM Jan 10th webで

【たま語】携帯用オセロボードを発見。玉が行方不明のため、厚紙を丸く切り裏を黒の色鉛筆で塗って4×4でミニオセロ対戦。はさまれた玉をひっくり返してねとルールを教えると、置いた玉をひっくり返し、負けてくると「そんなのだめ〜!」と盤をひっくり返す。相当な負けず嫌い。
1:25 AM Jan 10th webで

【たま語】家に眠っている自転車に子ども用椅子をつけてもらおうと思い立ち、自転車屋へ。あいにく売り切れで自転車押して帰ることに。乗って帰る気まんまんだったたまは歩くのを渋り、苦肉の策で前カゴにおしりを突っ込ませて押して帰る。「ワンワンのとこにのったんだよ」とパパに報告。
1:19 AM Jan 10th webで

おみくじも占いもいいことだけ信じるたちなので、ノストラダムスとかハルマゲドンの話は聞かないことにしておきたいのだけど、上杉さん、今回も刺激に満ちた舞台とトークをありがとう。
1:14 AM Jan 10th webで

「自分は霊能者ちゃいますし霊能者には怪しい人が多いので気ぃつけてください」と言う近藤社長が最近著した小冊子のタイトルは『アセンション・プリーズ』。どこまでもとぼけたおっちゃんだった。

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01月09日(土)
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