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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ 保育園を休んで家でのんびり
昨日の朝起きると、娘のたまが鼻をぐずぐず。熱はないけど風邪っぽいので、川越まつりは断念し、家でのんびり過ごすことに。夕方になって、だいぶ鼻水もおさまったので、植物園まで散歩し、中でかくれんぼを楽しんだ。まあるい植木がちょうどいい隠れ場になり、ひさしぶりに「見つけられるドキドキ」を味わった。

すっかり体調は良くなったと思ったのだけど、今朝は咳が出ていた。インフルエンザへの警戒もあって、咳き込む園児は登園を自粛したほうがよさそう。今日は打ち合わせがなく、家で仕事する日だったので、保育園を休ませた、

「ママがお仕事しているあいだ、たまちゃんは一人で遊べる?」と聞くと、
「うん たまちゃん あそぶう」と物わかりのいい返事をしてくれたので、パソコンに向かうと、
「パソコンで なんか みるう」と画面をのぞきこんでくる。だから、ママはお仕事なんですけど。結局、二人で脚本開発の資料用に送られてきたDVD映像を観る。たまにはちんぷんかんぷんな内容のはずなのだけど、おとなしく、根気強く観続ける。
「面白い?」と聞くと、「おもしろい」と答えたので、
「どんな話かわかる?」と聞くと、「わかんない」と言う。ママのそばにいられるだけでうれしいのかなあ。

仕事の手を止めて、遊び相手になる。何かしながらでないと落ち着かなくて、お片づけごっこに巻き込み、足の踏み場のない床を片付けたら。「ゆか ひろくなったねえ。ばあば よろこぶねえ」。いつもダンナ母がうちに来るたび、「あら、ずいぶんちらかってるわね」とあきれるのをちゃんと覚えている。

二人で家に閉じこもって過ごす一日は長い。やることがないと、「なんか たべるう」となり、一日中間食をしてしまう。朝から夕方まで子どもを飽きさせず、規則正しく食べさせて、寝かせて……保育園ってすごいなとあらためて思った。
10月19日(月)
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