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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ 英国旅行3日目 巨岩と村と怪人
■昼食はLacockという古い村にあるGeorge Innというレストランで。Lacockは村ごとnational trustに保存されており、村にゆかりのある家族しか住むことができないそう。古い家は13世紀から家系図をたどれるとのこと。ここの寺院はハリーポッターのホグワーツ魔法学校のロケ地として使われているそうだが、冬の間は中に入れない。1時間半のランチタイムの間に食事と村観光をするはずだったが、同じテーブルになったアフガン人夫妻とタイ人姉妹との会話が弾み、気がついたら集合時間10分前になっていた。国費留学中の夫・アズィール(be lovedという意味だそう)に妻がくっついてきているアフガン人夫妻は、わたしたち夫妻と結婚年月日が2週間違いということもあり、意気投合。アズィールの専攻は政治だそうだが、非常にスマートでユーモアもあり、こんな人物がいればアフガニスタンも心強い、と思わせた。留学中の姉のところに妹が遊びに来ているタイ人姉妹は育ちが良さそうで、頭のいい受け答えをしていた。
■最後の目的地はコッツウォルズの小さな村、Castle Combe(カッスル・クーム)。全英一美しい村に選ばれたこともあるとかで、時間が止まったように佇む風景は、どこを切り取っても絵になる。お墓も橋も何もかもが静謐で美しい。Manor Houseという名の格調高いマナーハウスがあり、窓から赤絨毯とアンティーク調の家具が見える。この静かな村で約1時間、思い思いの散歩を楽しむ。各自が自由に見て回れる時間をなるべく取るのがmadmax tourの方針のようで、「we do things different」が宣伝文句。カッスル・クームからバースへ戻る道は、疲れて眠る乗客のためにIanは黙って運転する。バースへ行く人にはおすすめのツアー。
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12月29日(水)
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