ID:87518
与太郎文庫
by 与太郎
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■ 最後の謎々 〜 the final riddle 〜
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最後の謎々 〜 the final riddle 〜
判ったつもりで、結局は説明できない事柄。
「ドレミファ、ソラシド」は、なぜ半音で区切るのか?
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14192744179
シファ抜き
…… ヨナ抜き音階(四七抜き音階、ヨナぬきおんかい)は、明治以降
の日本で使われる五音音階の一種であり、ヨナ抜き長音階と ヨナ抜き
短音階の2つからなる。ヨナ抜き長音階は 西洋音楽における主音がドの
長音階(ドレミファソラシ)に当てはめたときにドから四つ目のファと、
七つ目のシがない音階ドレミソラ)のことで、全音階的五音音階(C
メジャーペンタトニック)と同じ音階である。(Wikipedia)
なぜヨとナが抜けているか
「ピタゴラス音律」も参照
ドの音の周波数を2倍にすると1オクターブ高いドになるが、それに対し
ドの音の周波数を3倍にすると(元のドよりも1オクターブと完全五度高
い)ソの音になる[7][注 2]。さらに3倍にすると(先ほどのソより1オ
クターブと完全五度高い)レの音になる。以下同様に3倍音を考えてい
くと、派生音[注 3]も含めた12の音が全て登場し、13音目がほぼドの音
と等しくなって終了する[7]。これがピタゴラス学派が元々考えた12の
音律の決め方である[7][注 4]。この12音のうち最初登場する6つが順に
「ドソレラミシ」であり、最後の一つが「ファ」である[8]。
古代中国でも同様の考えで音律を決めていき、これを「三分損益法」と
呼んだが、おそらくは五行説の影響により最初から5番目までの「ドソ
レラミ」の5つを使っていた[9]。これはヨナ抜き長音階と同じものとな
る。
この5音音階が奈良時代に日本に伝わり「呂旋法」と呼ばれたが、当時
はあまり流行らなかったらしい[9]。これが明治以降、西洋の影響を受
けた日本で小学唱歌が作られるようになると、「呂旋法」と同じ音階を
使いつつ、様々な曲が作曲された[9][3]。これがヨナ抜き音階である。
なお、呂旋法の長音階と短音階をそれぞれ呂音階、呂陰音階といい[10]、
それぞれヨナ抜き長音階、ヨナ抜き短音階と同じ音階だが、呂陰音階は
都会の民謡歌手が呂音階の民謡を歌ううちに中間音を半音下げて歌う形
に変化したものである[11]。
歴史
すでに述べたように、ヨナ抜き音階と同様の中国の5音音階が奈良時代
に日本に伝わり「呂旋法」と呼ばれていた。
明治
明治になると、文部省所属の音楽教育機関である音楽取調掛の長であっ
た伊沢修二は、呂旋法の音階とヨーロッパの音階がほとんど同じである
と「性急な誤った結論を下し」[12]、ヨーロッパの音階を全面的に取り
入れた[12]。
軍歌と寮歌
ヨナ抜き音階はまず軍歌で広まった[13]。軍歌では明治元年の「宮さん
宮さん」では民謡音階が採用されていたが[13]、明治18年 - 23年ごろ
の「共同團歌」では軍隊節が「ヨナ抜き長音階と共通の陽類変ロ均ハ調
レ旋法によっている」[13]。そして「ヨーロッパ的な音楽が浸透するに
連れて、必然的に同じ基本音階の陽類ラ旋法からド旋法−ヨナ抜き長音
階−へと変化し」[13]、「明治27年 - 28年ごろには、その様式が定まっ
た」[13]。
寮歌もほとんどがヨナ抜き長音階かヨナ抜き短音階で作られていて[13]、
「アムール川の流血や」(明治34年)、「嗚呼玉杯に花うけて」(明
治35年)などが作られた[13]。
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10月07日(土)
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