ID:87518
与太郎文庫
by 与太郎
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■ 男女共学の発展のために
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(左から一年一学期、二年二学期、三年三学期)
── 《同志社中学生新聞 19541122 第十六号》
生徒会の文化活動の発展を期す 生徒会長 木村 祥子
本年度の文化祭は二十二、三両日にわたって行われます。これは学校
の対外的行事であると同時に生徒会にとっても重要な年間行事の一つで
あります。この催はわれわれの日頃の精進の結果を表わし、それによっ
て知識や情操を養い、今後の努力を促すためのものであって、主体はあ
くまで私たち生徒にあります。三年前までは文化祭のこの意義がくみと
られず、バザーの余興のような感があったのを、当時の生徒会の方々の
熱意と諸先生ならびに父兄の良識によって今日の在り方に改められたの
です。このたび特に関係部員の御努力によって、宗教、E・S・S、地
歴の各部が新しく参加され、一段と光彩を添える事になり、又、クラス
単位点数制も実施する事に決定しました。これは勝負の意味でなく、一
人でも多く、一点でも多く参加出品されるようにとの願いからで、要は
同中生の文化的才能がどれだけあるかを示すにあるのです。「われわれ
の手で」という自覚を持ち、そして計画倒れにならないようお互に努力
したいと思います。この文化祭を催すにあたって諸先生の並々ならぬ御
努力と父母の会の方々の大きな陰の努力のあった事を深く感謝して「我
々の文化祭」を有意義に過ごしたいと思います。
◇
論説 男女共学の発展のために 阿波 雅敏
「今年から女子の数が増えた」「今年の生徒会長と、書記長は女子であ
る」共学同志社としてこれらはきわめて当然であるべき事柄なのに、と
もすれば不思議なことのように思えるのは遺憾である。一年生はようや
くクラスの四分の一が女子になったが二、三年は五分の一を下回るとい
う現状で、これでは共学でなくて女子は“おそえもの”の存在である。
昨年までの生徒会活動もほとんど男子役員の手で動かされ、ただ一つ美
化委員会だけがつつましく働いていた。今年はそういった偏向をさける
ために、各クラスから女子を二名選出することになったがそれも代議員
と美化委員に限られかえって無理なふり当てが行われたりしていわゆる
“貴族的”な代議員会ができ上ってしまった。男女の数を等しくするこ
とも一手段であるわけだがこれも必ずしも総てを解決するとはいえない。
現在の同中で女子の仕事が制限されているということについてはいろ
いろ問題があって、前に美化委員会の顧問をしておられたある先生が、
「生徒は校内の美化は美化委員会がやるものときめている、だからゴミ
ひろいは女子の仕事だと思われている」となげかれた話がある。終戦後
九年を経た“封建民主国”“日本にはまだまだ”の匂いが消えるどころ
かともすれば煙を出そうとしている。これは私たちにもいえることで学
校で民主主義を学んだ私たちは家へ帰ると父の意見を絶対視する母を見
る、こういう矛盾はいろいろな場合に直面するのだ。
私たちは今一度静かに反省してみたい。日ごろ何んでもないことのよ
うに思われていること。例えば男の友人には敬称をつける人も、女子の
人にはそうしないことはないか、女の人は男子の協力をこばむことはな
いか。文化国日本は真の民主主義の実践なくしてできない。
◆ 幻のバッジ・デザイン
七つの委員会、三つの任意団体を各色別に並べた最初の幾何学的作品。
本宮先生は「ゲジゲジみたいに見えんか」と心配したが、七宝焼だから、
そうは見えない。残念ながら他の事情から実現しなかったが、卒業後の
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11月22日(月)
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