ID:87518
与太郎文庫
by 与太郎
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■ いろは大王 〜 13+16≒30兄弟姉妹の父 〜
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19060427
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/list?id=87518&pg=000000
http://www.enpitu.ne.jp/tool/edit.html
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=19060427
Ex libris Web Library;木村 荘八《牛肉店帳場 1932》
http://www.kitano-museum.or.jp/collection/index2.html
聞太郎 〜 いろは十六兄姉弟 〜
中学生新聞(十三号)の見出しに「未曾有の大接戦!三位まで一票差」
とあり、小山君自身も数十票得ている(原案は顧問・本宮啓先生)。
新聞部長となった小山君が、二年生の教室にやって来て、
「アワくんは、君ですか?」という。美少年は紳士でもある。
「本宮先生の推薦で、ぜひ新聞部に入ってくれませんか。きみの原稿や
カットを描いて載せませんか」
「ぼくは、自分の同人雑誌も発行してるし、考えてから返事します」
その翌日は、矢守晃君に声をかけられ、
「君が、アワか? はよ入らんかい、なぁお前」と肩をたたかれた。
「新聞部、おもろいで」と、沖中忠順君も手招きする。
新聞部に入ってすぐ、本宮先生にたずねた。
「ヤモリ君の名は、ヒカルと読むんですか?」
「アキラと読む、ヒカルはお父さんの方や」
矢守PTA会長(大同染工社長)は、なるほど頭がヒカッていた。
矢守社長はなかなかの文化人で、礼拝堂で行われる文化祭では、息子
が能狂言《末広》で太郎冠者を演じ、大名はプロがつとめる。さらに、
みずから師事する手品師を東京から招いた。しかるにタダでは失礼と、
「ナンボか取ってはどうか」といったそうで、やっぱり商売人やなぁ、
と先生たちはおそれいった。以下に、奇術師・木村荘十六の奇談。
── 今日は、皆さんがおとなしく観てくれたので、特別に話をします。
私の名は、荘十六という。十六番目の最後に生まれたからです。
長男は荘一(荘太)という。次男は荘二、三男が荘三、つづいて荘四、
荘五、荘六、荘七、荘八、ここで女の子が生まれた。
女は尻が軽くちゃいかんというわけで九重と名づけた。のちに九重は
(“さあ、食え”といわんばかりに)数寄屋橋で甘党の店を出します。
あとは男で、荘十、荘十一、荘十二、荘十三、荘十四、荘十五、よう
やく私が生まれて荘十六、これでおしまい。──
日本橋で初の牛肉店“いろは”を創業した木村荘平( ? 〜 1906 )の
子宝(もとより複数の異母)十六兄妹弟、通説では十三姉兄妹弟である。
夭折の女流作家・曙 (明治 50303)18720410 〜 18901019(18 *朝日)
を長女に加えれば十七人?、荘八の妹・九重は次女にあたる。
自殺した文芸評論家・荘太 18890203/0223 〜 19500415(61)、挿絵
画家・荘八 18930821 〜 19581101/1118(65)、作家・荘十 18970112
/0312 〜 19670506(70)、映画監督・荘十二 1903 〜 19880810(84) が
知られる。
あとで調べてみると、通説に符合しないことがおおいが、ニコリとも
せずに語った奇術師の噺は、それ自体あざやかな手品だったのか。
翌年の能狂言《附子》は、久城幸治が太郎冠者、次郎冠者を立石義雄
(さらに翌々年は竹内康)が演じている。
── 阿波 雅敏《虚々日々 20001224 阿波文庫》P43(初稿)
木村 荘平(しょうへい)“いろは大王”184107‥ 山城 東京 19060427 64-67/天保11.‥‥
/1878‥‥ 牛鍋チェーン創業/1901‥‥ 火葬業創業
── 山田 風太郎《神曲崩壊 19870930 朝日新聞社》P205
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♀木村 曙 (あけぼの) 荘平の長女 18720410 神戸 東京 18901019 18 /明治 5,0303 東京/別姓=岡本 栄子
/朝日=荘八の妹?“夭折の女流作家”
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%CC%DA%C2%BC+%BD%EC
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木村 荘太(しょうた) 荘平の長男 18‥‥‥ 東京 19‥‥‥ ? /誤=荘一(しょういち)
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04月27日(金)
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