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与太郎文庫
by 与太郎
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■ ノースポンサー、ノースタッフ! 〜 no sponsors, no staff ! 〜
強制することなく1400年もの間に日本まで訪れたわけです。現在は、世
界の1/4の人々がムスリムなのだそうです。
またイスラムでは、弱みにつけこんでの勧誘も、もちろんありません。
さらに、たとえ納得して入信してからも、だれかにお金をせがまれた
り、カルト宗教のように高いお金をはらわされたり、怪しい壺などを買
わされることはありません。
お金を寄付することはありますが、それは自分の意志で貧しい方や、
こまった方々へ送るお金です。(142〜143ページより)
先進国では少子化が進む反面、ムスリムは増え続けているようです。
著者の住むフランスでも、アフリカのモロッコやアルジェリア系移民の
ほかに、生粋のフランス人がキリスト教から改宗しているケースが増え
ているというのです。若い人も増えているといいます。
しかも、2100年には世界人口の1/3がムスリムになり、キリスト教を
上回っていちばん信者が多い宗教になるといわれているのだそうです。
だとすれば、実際に自分が入信するか否かは別問題だとしても、少な
くともその存在を認める必要性はあるのではないでしょうか? そんな
柔軟性も、すっかり浸透した感のある「多様性」のひとつに違いないの
ですから。(140ページより)
さまざまな人と交流ができると、視野が広がって人生も豊かになるは
ず。そういう意味でも、イスラム教徒と仲よくなることには意味があり
そうです。だからこそ気持ちをフラットにしたうえで、本書を活用した
いところです。
(20231128)
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11月28日(火)
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