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与太郎文庫
by 与太郎
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■ 高等学校新聞と生徒会役員
とにかく辛かった、頑張った、然し楽しい高校生活を送って来た。入学
時に思う「最も楽しい最高の思い出を持つ−卒業後いつ思い出しても−
思い切りやった。我が高校生活に悔いなし」と確信を持って語れる岩倉
時代を送ろうと。然してその大半は過ぎ去った。《恵まれボケ》の環境
に揉まれながらにも拘らず「同志社に学びし故に我が三年間悔いなし」
と云わしめる少くとも二つのものを得た。その一は、『俺の命は俺が生
きる』その最大に生きる生き方の原動力となるものである。「人もし全
宇宙を得るとも、その霊魂(ギリシヤ語で生命)を失はば何の益あらん
や、また人は何を以てその霊魂に易へんや」実にこれなり。私と云うも
のは私の他に無い。私に多少似た者はあるだろう。しかしながら私の半
身とか、第二の私とか称して全然私に似て正確にこれの代用をなし得る
者は宇宙永遠に渡り一人もない。自分の生命の貴尊、それに基ずいて幸
福の何たるかを学び得た。山のあなたのなお遠くに幸福を探る必要ある
なし。今日はその第二、《友情》について少しく私見を述べる。
悲しい時の慰めとなる友を持つ人にとって、喜こぶ時に共に喜こびあ
える友を持つ人にとって友情の如何に尊く、なくてはならぬものである
かは自明の理である。ヨキ友ある故に有意義なる高校生活を日々体験す
る。打算的友交、単なる遊び友達、己れの利ばかり求めて与える事の満
足を知らん友人関係については今日は問題外。「私を待っている人があ
るんだ。少しも疑わず、静かに期待してくれている人があるのだ。私は
信じられている。私は信頼に報いなければならない」(走れメロス)求
めるべくして求めたのではなく、自然にあらゆる機会を通りて心と心、
人格の触れ合いにより成立。真の友情−卒業後も消息を知り急用あれば
いつでもとんで行く。真の友情の続くことを互いに確信している友情を
得たこと。これだけは声を大にして云える−持つべきものは友なりと。
金でもない。いわんや名でも位でもない。信頼出来、信頼されている友
なりと。
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時の人 麻田 貞雄 君 〜 カルトン大学三大賞受賞 〜
エールでは神学校に居るポール・グリーシーに度々会えるのを楽しみ
にしています。彼は去る三月カールトンに数日間戻って来た時に会い岩
倉の話にはずみました。ポールは礼拝の時にこちらの学生に彼の体験談
を語り、スライドを見せたりして「日本におけるカルトン」の意義を説
き、学生教授にも、日本への関心を湧かせるにに成功でした。四月には
同志社大学の竹中助教授が同志社の代表としてチャペルで話され、深い
印象を残されました。(グルー奨学生・受賞挨拶状の一部)
10月03日(金)
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