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与太郎文庫
by 与太郎
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■ 坂出事件 〜 山下家の人々 〜
が「人生が狂ったのはお前のせいだ」と、暴力を振るうこともしばしば
だったとされる。
 
 今年に入り、妻の病状が悪化してからもトラブルは続いた。入院して
いた病院に三浦さんが何度も訪ね、「面倒は私がみるけん」と看病を始
めた。それまでは金の工面を頼んでいたことから家族に遠慮がちだった
態度が、急に横柄になったとして、川崎容疑者が不快感を募らせる場面
が増えていったという。
 
 妻が亡くなると、三浦さんは「私に頼りなや」と言って、妻の実家に
度々出入りした。川崎容疑者は「(実家には)もう近寄れんな」「かか
わりを持つな」などと家族に話し、縁を切りたがっていたという。三浦
さんは妻の葬儀の席で「妹の借金はすべて返した」と周囲に話したとい
い、同容疑者は「これでつき合いが終わる」と漏らした。
 
 だが、その後も借金はまとわりついた。親族の男性は妻の葬儀後、た
んすから妻名義の借用書が見つかり、失望する川崎容疑者の姿を見た。
別の親族は、同容疑者が少しずつ返済を続けていた、と証言する。
 
 今月上旬、川崎容疑者は妻の納骨を終えると、「これからは自由に生
きたい」と家族に告げ、事件2日後の18日から連絡が取れなくなった。
親族の一人は「納骨を待って犯行に及んだのだろうか。それにしても、
殺すほどの理由は思い当たらない」と振り返った。(20071130)
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200711300062.html
 

11月16日(金)
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