ID:87518
与太郎文庫
by 与太郎
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■ 馬三題 〜 秋の夜噺 〜
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050203
ダ・ジャーレ記念日 〜 Viva da-Jare ! 〜
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↓=Non-display>>フランス小噺と《史記・始皇本紀》二世皇帝の故事を合成 ??
この話はご自分で創作されたものですか?
いずれにせよ
「どっちが利口か分らなくなる」→「馬鹿な大人」という文脈の繋がり
がよく分かりませんし、この農夫と学者が馬鹿だとは思いません。
意味のある回答とは思えません。」
▲ adlib 2006-08-19 21:12:52
>意味のある回答とは思えません<
わたしの小噺「羊は何匹?」は、無限につづくのですが、その意図が
質問者に伝わらなかったらしいので、オチと補釈を加えておきます。
(このパロディが、面白いかどうかという議論も無用です)
翌々日、散歩中の牧童に、農夫と学者が声をかけた。
「やぁきみ、あっちに群れてる羊が何頭か、数えられるかね」
「もちろん、簡単なことさ」
牧童が、たちどころに数をいい当てたので、農夫と学者がおどろく。
「たいしたもんだ、しかしどうやって計算したんだい?」
「それはだね、まず尻尾(*)を数えて、1で割るだけさ」
(*)羊の尻尾は、生後まもなく切断される(野性なら約30センチ)。
ここで、馬と鹿と羊が混在しているときには、全体の足の本数とか、
角の数を分別する必要があり、これが“因数と展開の概念”なのです。
さらに「羊は何匹?」とは“累乗冪の概念”を示したつもりです。
だれでも、馬と鹿と羊は一目で分りますが、数式上で表現するには、
それなりの法則性と約束事を、みずから発見しなければなりません。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19850101
中学生諸君! Basic 5 〜 与太郎の教材 〜
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050130
◇ 訂正・追記(不投稿)
sheep sleep 眠れる羊たち Sleeping sheep
もとの西洋小噺(出典不詳)は、むかし田村くんに教わったもの。
いったい、愚かな相手をからかったのは、学者か農夫いずれか。
(初稿は、XP1977に所収)
最後は、頭数さえ数えれば、1で割らなくてもよいことが分る。
質問を左辺として、右辺に回答が出そろったら、つぎには改行して、
因数分解された方程式が書かれる。
◇ 夏目漱石は「莫迦」と書く。
── 馬鹿の語源の俗説として、「鹿をさして馬となす」(「史記(秦
始皇本紀)」の故事から)がある。
これは、秦の趙高が二世皇帝に、鹿を「馬である」と言って献じた。
群臣は趙高の権勢を恐れ、「これは馬です」と答えたが、「鹿です」と
答えた者は暗殺された。
このことより、自分の権勢をよいことに矛盾したことを押し通す意味
として使われているといったものだが、「鹿」を「か」と読むのは大和
言葉で、漢文では「ばろく」と読む。
http://gogen-allguide.com/ha/baka.html
語源由来辞典
(19781001-20060816-1002)
10月01日(日)
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