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与太郎文庫
by 与太郎
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■ ミセス・ロビンソン 〜 謎のような女 〜
容れられないが、人妻の火遊びなら、教会も文句が言えない。
 
 なお、ユーモラスな劇中歌 Simon and Garfunkel《Mrs.Robinson》の
歌詞は、ストーリーとは無関係である。
 当時の観客は、あくまでも無邪気に、この作品を受けいれたのだ。
 
 あるいは《理由なき反抗》のように、主人公の人気が爆発したため、
本来の意図が軽んじられたケースもある。
 そのあたりが文学作品とちがって、映画ならではの魅力かもしれない。
 
 よく分らない例は他にもある。多くの観客は《第三の男・落ちた偶像》
とおなじように、この作品も理解しているのだろうか? 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20031208
 
 この映画の二年前、ネバタ州で初の“ストーカー”事件が起きている。
 たぶん週刊新潮だかで読んで、小噺にまとめた実話である。
 →《AT 19660128 edited by Awa Library 》
 
>>
 
 あらすじ
 
 学問でもスポーツでも、賞という賞を獲得して、ベンジャミン(ダス
ティン・ホフマン)は大学を卒業したが、それがなんのためなのか、彼
は疑問を感じ、将来に対する不安でいらだっていた。だが、そんなベン
ジャミンの心も知らず両親は盛大なパーティーを催した。
 口先だけのお世辞やへつらいにいたたまれず部屋に逃げこんだベンジ
ャミンを、ロビンソン夫人(アン・バンクロフト)が追いかけてきた。
彼女は、強引にベンジャミンを家まで送らせ、決して誘惑してはいない
などと口ではいいながら彼の前で裸になって、彼を挑発した。ちょうど
そこへ、ロビンソン氏が帰ってきたので、その場は何事もなかったが、
この誘惑はベンジャミンにとって強い刺激となり、数日後、彼は自分の
方からデートを申し込んだ。こうして2人は、しばしばホテルで会うよ
うになった。だが、この2人の関係は、ロビンソンの娘エレーヌ(キャ
サリン・ロス)が学校休みで戻ってから、大きくくずれていった。両親
の勧めで、初めはいやいやながらエレーヌとつき合ったベンジャミンだ
が、その可憐さ、清純さに次第に本気で愛するようになった。娘の恋に
嫉妬したロビンソン夫人は、ベンジャミンに娘とつき合ったら、自分と
の関係をバラすと脅迫した。しかし、この脅迫も、ベンジャミンをさら
に激しい恋にかりたてるばかり。ついにロビンソン夫人は捨身の妨害に
出て、ベンジャミンとの関係を明らかにした。ショックを受けたエレー
ヌは、学校へ戻った。そのエレーヌをベンジャミンは追った。だがそこ
は、ロビンソン夫妻が娘と結婚させようとしているカールという青年が
いた。それでもベンジャミンは、エレーヌを追ったが、とうとうエレー
ヌとカールの結婚式が挙行されることになった。
 式は進み、クライマックスに達した時、ベンジャミンが飛び込んでき
た。両親や参列者を押しのけると、彼は花嫁を盗み出し、通りかかった
バスに飛び乗った。バスは永遠なる結婚の幸福へと走り去った。
 
 キャスト(役名)
 
♀Anne Bancroft アン・バンクロフト(Mrs._Robinson)
 Dustin Hoffman ダスティン・ホフマン(Ben_Braddock)
♀Katharine Ross キャサリン・ロス(Elaine_Robinson)
 William Daniels ウィリアム・ダニエルズ(Mr._Braddock)
 Murray Hamilton マーレイ・ハミルトン(Mr._Robinson)
♀Elizabeth Wilson エリザベス・ウィルソン(Mrs._Braddock)
 Brian Avery ブライアン・エイブリー(Carl_Smith)
 
 スタッフ
 
 Mike Nichols マイク・ニコルズ(監督)
 Lawrence Turman ローレンス・ターマン (製作)
 Charles Webb チャールズ・ウェッブ(原作)
 Calder Willingham カルダー・ウィリンガム(脚色)
 Buck Henry バック・ヘンリー(脚色)
 Robert Surtees ロバート・サーティース(撮影)
 Paul Simon ポール・サイモン(歌)
 Dave Grusin デーヴ・グルーシン(スクリプター)
 
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD5299/story.html
 
 ◆
 
1.サウンド・オブ・サイレンス

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06月08日(水)
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