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与太郎文庫
by 与太郎
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■ ドット 〜 花街の客たち 〜
 末娘の市子ひとりで店を仕切れるわけがない。
 カウンターの端っこに、ちゃんと“おかぁはん”が座っていて、客を
見張っている。いつも笑っているが、こういう女がいちばん恐いのだ。
 
 ますます忙しいので、三女・高子が手伝いにあらわれた。
 そもそも市子は、久保菜穂子のような和風美人だが、高子は西洋風の
目鼻だちで、カテリーナ・ヴァレンテの面影がある。
 
 与太郎の誇張だと思うものは、つぎの画像を見るがよい。
♀久保 菜穂子 女優 19320924 東京  /籍=忠子
♀Valente, Caterina 19310114 Europe /
 
http://www.bossa.net/london/001054.html
 ↑Caterina Valente(新規) ↓(削除)
http://www.vividsound.co.jp/img/cd/VSCD9204.gif
 
 かくなる上は、市子と高子それぞれにヒイキが分かれる。
 ある夜、田中義雄がポケットから手書きの楽譜をとりだした。
 これをネタに、作詞作曲までした者がいるという。
 
「♪ イチコとタカコで イタコぶし」というもので、居あわせた安田
幸世や赤井 弥一郎までもが、声をあわせて歌った。
 いま思いだしてもバカバカしいかぎりである。
 
 1967年四月ごろ、その座敷バー「勝きぬ」で、美人姉妹をからかう。
 市子がアンディ・ウィリアムズ公演を観に行くので、高子が留守番を、
つまり代理ママをつとめるという。
 
 そこで与太郎が「高子が橋 幸夫を観に行くときは、市子が留守番か」
とからかったのである。
 これ以来、高子は与太郎にバカにされたと思いこんだらしい。
 
19610127 小林 勝彦《潮来笠 19610127 大映京都》主演
196704‥ アンディ・ウィリアムズ初来日(江利 チエミに花を贈る?)
20040726(月)16年振り日本公演
 

 橋 幸夫    歌手 19430503 東京         /〜《潮来笠 19600705 ビクター》籍=幸男
 小林 勝彦   俳優 19370115 東京  20050506 68 /〜《潮来笠 19610127 大映》
 Williams, Andy 歌手 19271203 America 20120925 84 /異 19281203/19301003〜《ある愛の詩》

 
 ◆ 勝きぬ&かつむらの名刺(未完)
 
 Ex libris Awa Library;1966‥‥ かつむら Card(幻のロゴ)
 
[f:id:adlib:20130215125633j:image:w640]
 
 花街の父は、知っている者も知らないふりをする。
 四姉妹の母は、知る人ぞ知る名妓で、歌集“さのさ”を出版している。
 この母と四姉妹は、すべて勝村姓を名乗り、のち高子が改姓した。
   
 まずはじめ、次女・直子のお座敷バーが「クラブ・勝村」と称した。
 つぎに四女・市子がお座敷で「バー・勝きぬ」を開いた。あまり流行
るので、廊下に待合室のような“ダイドコ”と称する台所バーを付足す。
 
 やがて長女・久子も、パブ形式の「バー・勝久」を開いた。
 三女・高子は、はじめ「かつむら」から、当時流行しはじめたサパー
・クラブ「Dot」を開く。客が「ドッと来るように」名づけたらしい。
 
 ある夜、俳優の小林 勝彦が、なれなれしく高子と語っていた。
 他に客が居ないので、やむなく隣に腰をおろすが、話題がない。
 「若いですねぇ」「そうですか」 高子も知らんプリしたままだ。
 
 のちに高子は外の店を借りて高級クラブ「マキシム」をオープンした。
 以下、つぎの未完草稿につづく。(編集中:冒頭へもどる)
 
 学者酒場 〜 京都大学人品研究所・祇園支店 〜
 仁義なき人々 〜 キンコンカンの客たち 〜
 孝子バー 〜 クチュクチュの女 〜
 
 演劇酒場 〜 杉さかやの客たち 〜
 舶来居酒屋 〜 いそむらの客たち 〜
 先斗町の漬物屋 〜 どつきのおタカはん 〜
 
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20041031
 逆立ち芸者 〜 花街入門 〜
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20041031
 
>>
 
 小林勝彦氏(こばやし・かつひこ=俳優、本名陽一=よういち)6日
午後9時10分、肝細胞がんのため東京都新宿区の病院で死去、68歳。

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05月06日(金)
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