ID:87518
与太郎文庫
by 与太郎
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■ 乱読のすすめ
『ローエングリン』『さまよえるオランダ人』などをお聞かせいただい
たのは大変な幸運でした。(18680524)(P000)
 
 ◇
 
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B000JA6CTO
── ドリンカー/水垣 玲子・訳《音楽にみる女性史 1948-19671220 音楽之友社》
 
── まず未開社会でいかに女性が豊かな音楽生活に貢献していたかを
説く。そこでは、分娩に際して歌われる旋律が耕作歌ともなり、戦場へ
男を送り出す歌ともなり、死者を葬う挽歌ともなる、といった興味不快
考察もみられる。Wehkage──苦痛にみちた叫び声──こそ、未開社会
の女性の音楽的発想の根源である、と著者はいう。(柴田 南雄・解題)
(P000)
 
 ◇
 
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4102118047
── サガン/朝吹 登水子・訳《ブラームスはお好き 1959-19610501 新潮社》
 
── 『六時に、プレイエル・ホールでとてもいい音楽会があります』
とシモンは書いていた、『ブラームスはお好きですか? きのうは失礼
しました』ポールはほほえんだ。彼女が十七ぐらいの時、男の子たちが
彼女にきいたのとおなじ種類の質問だった。もしかしたら、その後も人
々はこのような質問をしているのかもしれなかった。だが返事をきこう
ともせずに。だが、こういう生活の中で、人生のこんな年になって、だ
れが返事なぞきいていよう? それに、彼女はブラームスを好きだろう
か?(P000)
 
 脈絡なく、あらたな楽想(モティーフ)が始まるが、あまりに深刻な
ため、つい容認してしまう。しかし、どこに必然性があるのか。
 あの深刻な響きは、ほんとうに意味があるのか?
 
── ブラームス《交響曲第四番終楽章》サヴァリッシュ・指揮。
── 《さらばN響アワー 20120318 NHKe》
 
 ◇
 
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4101050171
── 三島 由紀夫《音楽 1965‥‥ 中央公論社 19700201 新潮社》
 
── 『あ、音楽がはじまる』と思った瞬間に、いくらヴォリュームを
高めても何もきこえなくなり、しばらくたって次の曲についての解説が
はじまると、その解説は明瞭にきこえる。つまり彼女が、一旦、「音楽」
という観念を頭に浮べると、その瞬間から音楽が消えてしまう。音楽と
いう観念が音楽自体を消すのである。(P000)
 
 ◇
 
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B000J92SI4
── 堀内 敬三《定本・日本の軍歌 19690905 実業之日本社》
 
── その場にいた瀬戸口翁は『うん、ちょうどそんな頃だ。わしはあ
の大演習には出なくて横須賀で留守しておったが』といったので、早速
記録を調べて日付を確定し、その結果「軍艦行進曲四十年記念演奏会」
というのが昭和十五年九月十七日夜、日比谷公会堂で開かれた。しかし
佐藤満吉楽長の話によると瀬戸口楽長は明治三十四年頃でもまたいろい
ろ苦心して手を入れていたそうであるから、明治三十三年に発表したの
は、あるいは現形と多少異っていたかも知れない。その時分この曲はハ
長調であったが、それでは歌うのに高すぎるので、瀬戸口翁は明治四十
三年楽譜を出版するときに今のト長調に改めたのだそうである。(P000)
 
 ◇
 
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B000J95YJE
── なだ・いなだ《クヮルテット 19700215 文芸春秋社》
 
── そうです、その法廷に、まったく偶然に入ったのです。すると、
一人の男がさばかれていました。すぐに、その男が被告だとわかりまし
た。私だって、裁判もののテレビドラマぐらい見たことがありますしね。
そうです。被告席にすわっているのが被告にきまっています。そりゃ、
そうでしょう、被告が、もしかしたら裁判長席にすわっているかもしれ
ない、なんて考えられますか。検察官席にすわっているのが検察官で、
弁護人席にいるのが弁護人です。(P000)
 
 ↑月刊アルペジオ 10-06 ↓10-10
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19700303

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11月11日(火)
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