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Kenの日記
by Ken
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■高雄の夜市

台湾西南部海域に来ています。7月中旬に大型台風1号が来て荒れたようですが、その後天候は安定しています。8月1日に波が高くなって澎湖島の島陰に退避しましたが、その時を除くとほぼ良い天候が続いています。8月中旬に一度高雄港に入港するかもしれません。
首都台北でも南の高雄でも観光客にとって最大の目玉は「夜市」のようです。工事に先立って高雄に入港した際に高雄の街の中心にある「六合観光夜市」を見てきました。多くの観光客がバスでやってきます。そして美味しそうな食べ物屋台がズラっと並んでいました。この屋台での食事風景はベトナムとかタイ、シンガポールに共通する外食文化だと思いました。
中国では北京・上海・大連・香港等に行きましたが中国に屋台文化の原点があるとは思えません。外食文化が根付いている台湾は中国ではなく東南アジアの国なのだと考えると理解しできると思いました。外食それも路上の屋台での食事は便利なもののようです。以下その利点を考えつくまま列挙してみます。
1.主婦が食事を準備・片付ける時間を節約でき、主婦が外で働き易い環境になっていること
2.屋台が沢山集まる「夜市」では少しずつ多くの料理を食べられるので、家庭での食事よりメニューが豊富になる。
3.家庭で肉や大きな魚を少しずつ料理する場合、残りを保存しなければならないが、屋台では大量に捌けるので保存の必要がない。いつでも鮮度の良いものが食べられる。
4.ネットなどでの情報を基に「美味しい屋台」が流行る仕組みができているので、屋台間の競争が保たれている。「各家庭の味」ではなく「お気に入りの屋台」ができるようです。
5.屋台といっても食器洗いなどはきちんと水道を使っているので衛生面では何の問題もない模様。これはラーメン屋台とかお祭りの出店等とは事情が違うようです。
08月05日(金)
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